2020年10月 静岡県立美術館
もう半年以上前ですが、静岡県立美術館で開催されていた「富野由悠季の世界」に行ってきました。
はじめに
展覧会の前に自分自身のガンダム歴を振り返ってみました。
■小学校の頃に
・「ZZ」のテレビアニメを再放送で視聴
・「逆襲のシャア」をビデオで何度かレンタルして観た記憶が
・コミックボンボンでSDガンダム「騎士ガンダム」シリーズにはまり、カードダスも集め、ファミコンもしたなぁ
・リアルタイムで初めて観たのは「F91」だったような気がする
・ファミコン「第二次スーパーロボット大戦」をプレイ
■中学生の頃
・スーパーファミコン「第四次スーパーロボット大戦」におおはまり
とこんな感じですが、ガンダムにちゃんと出会えたなって思えたのは、大学生の頃に友人がファーストガンダムのDVDを貸してくれて、通しで観たときでした。
「お、おもしろい。。。
これ、子供向けのアニメで放映したのか。。。
味方、敵ともに主要キャラクター、バンバン死ぬな。
って、敵って誰だ、、ザビ家か、でもドズルとかいい軍人だしな。。」
と衝撃を受けました。で、ファースト観た後に「逆襲のシャア」を小学生以来、久しぶりにみて、アムロとシャアの二人の深さを改めて思い知ったもんです。
一方、Z、ZZは通しで観たこともなく、Wikipediaを通して概要を知っているだけなので、そこまでヘビーなファンではないのですが、あの世界観を作る富野由悠季の展覧会ということで、旅行がてら今回の展覧会に行ってきました。
今回の展覧会の概要はこちら。
『機動戦士ガンダム』(1979年)、『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』(1980年)、『聖戦士ダンバイン』(1983年)といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えてきた富野由悠季(1941年神奈川県小田原市生まれ)のこれまでの仕事を回顧、検証する初の展覧会を開催します。
「虫プロダクション」に入社して『鉄腕アトム』制作に関わった駆け出しのころから現在に至るまで、55年間に渡る富野の仕事を通覧します。そして彼がこれまで監督してきた各作品の映像的特質を、富野直筆の絵コンテや、富野と仕事を共にしたクリエーターたちのデザイン画、原画、撮影に使われたセル画などの原資料を元に検証します。また、自らの作品世界を掘り下げた小説、主題歌等の作詞、様々な分野の人々との対話など、富野のマルチな活動と才能も見逃せません。本展では、こうした側面にも焦点を当てます。時代や人々に与えてきた影響と、彼が訴え続けたメッセージとは何かを紐解きます。
また、こちらのページに記載されていますが、富野由悠季の監督としての仕事を展示しようとすると「概念の展示」になると、その困難さが説明されています。
静岡県立美術館は静岡駅から2駅離れたところにある、草薙駅にあります。駅を降りて、高台に向かって歩いて、徒歩で約25分。
静岡県立大学も隣接している敷地内、美術館に続くプロムナードは林の中に屋外彫刻も展示されており、歩いていて気持ち良いです。
開場の1時間前近くと、早めに着いたので周りをフラフラ散策して、30分前になり、ちょっと余裕をもって、そろそろ戻ろうかと美術館に向かうと人が既に結構多く並んでおり、私が受け取った整理券の番号は20番(組)目でした。
コロナ対策のため、入場する人数を制限しながら案内されるのですが、無事一周目で入場。そして、展覧会場へ。
「富野由悠季の世界」
富野少年は宇宙が好きだったようで、「宇宙」という詩も書いています。
丸い宇宙
黒い宇宙
回る宇宙
広い広い宇宙
「概念の展示」ということで、企画書がたくさん展示されてるんですが、横長のパワポのようなスタイルが意外でした。パワポ登場前も企画書は横長だったのかと。
展示されているレイアウト図の躍動感がすごく、特に「ガンダム」第一話で逃げるザクを追うガンダムの動きがすごく伝わってくる。
あと、展示されているポスターすごい、エモい。
「ロダン館」
併設されている「ロダン館」にも行ってきました。『ジョジョ』を読んでいる我々にとっては、すべて「ジョジョ立ち」に見えてしまいます。
おわりに
圧倒的に文字が多い展示でしたので、見るのもなかなか気力・体力を使いました。
おまけ
「美術館に来る前に「赤い彗星のカレー」の情報を得ていたため、「ロダン館」に向かう前に、レストランへ。
カレーは見た目ほど、辛くなかったです。
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