2024年5月以降に参加した生大喜利の振り返り
早いもので2024年も終わりを迎えようとしています。
私にとっては、生大喜利デビュー2年目ということで、生大喜利プレイヤーとして丸一年を過ごす初めての年でもありました。
途中には大きな体調不良の波が訪れ、なかなか思うように参加することのできない日々も続きましたが、何とか年末を迎えることができ、安堵しております。
この記事では、そんな2024年(5月以降)に私が参加した大喜利会について、おおまかに振り返っていこうと思います。元々はまた5月〆で書こうかと思っていたんですが、キリが良いので年間の振り返りという形式にしました。
なお、1〜5月の振り返りについては、生大喜利デビュー1周年記念の記事をご覧ください。
5月(6日以降)
参加回数: 5回
主な成績: 決勝4位(千葉喜利 vol.23)、優勝(大喜利フレンドパーク)
第18回大喜利天下一武道会の予選が生大喜利1年目のシメになったのは、前述の1年目振り返りnoteに書いた通り。2年目はデビュー記念日の5月6日、しらす王国から始まりました。
2年目の初っ端にふさわしい(?)、唯一無二の会でした。好評すぎて第2回も開催されましたが、このレポnoteがその一助になれたのであれば嬉しいな、と勝手に思っております。
6日後には大喜利千葉力 伍へ。
超加点やらギッリマンエグゼルールやら、私が好きそうなルールを沢山やれる会でした。超加点の予選こそ突破したものの、その後に何を思ったか無限天秤ルールを選択し、見事にプレッシャーに負けるという醜態を曝してしまいましたが、ヌビアンを組んだパラナナさんが優勝されたので、嬉しさで全部吹っ飛びました。
その10日後には千葉喜利 vol.23へ。
読み返すと当時のしんどかった日々が蘇ってくるようです。……まあ今もしんどいんですが。
この日はしんどいながらも決勝に進めていたので、良い結果といえば良い結果でした。
そして僅か3日後、この月2回目となる杉並へ。OFP〜第5回大喜利フレンドパーク〜 2日目に向かいます。
ランダムで結成された、ヘオンキさん、青いかささん、ジャージの顔さんとのチーム「君の花になる」で、優勝……! 2年目開始早々ながらとても良い結果に。ハイパーホッケーでかなり貢献できたのも自信になりました。
この月の自薦回答
お題: 人に噂されてるとき、くしゃみが出るのではなく体全体が光に包まれる人(5/6「しらす王国」より)
回答: 山手線ピカピカニキと呼ばれた日から消えなくなった
笑いどころを二段階作ることができ、かなり手応えのあった回答です。
多答のスピードは十分にあると思うので、一つ一つのクオリティをこのくらい高く保つことができれば……と思いはしますが、難しい。
お題: ゲームのマップみたいに次の目的地が光る世界(5/6「しらす王国」より)
回答: 婚姻届を出しに行ったんですけど、提出し終わって建物を出たら、市役所がまた輝いてた
同じ会で出た、別の光お題(光お題?)での回答です。シュヴァルツは真っ黒ですが光お題が得意なのかも。
こういう、全てを語らないで察してもらう回答はかなり好きなのでたまにやるんですが、時間差でジワジワウケると「シャ!」と思ったりします。
6月
参加回数: 1回(ほか共催1回)
主な成績: ベスト10(大喜利バトルタワー5)
フレンドパークの翌週、私はまたも杉並に向かいました。今思えば無理しすぎですが、そりゃ無理もします。何せ大喜利バトルタワー5にご招待いただいたんですから。
生大喜利デビューの頃から目標にしていた大会。勝ち→負け→タッグで勝ち→負け、という戦績だけ見るともっとやれた気もしてしまうのですが、終わってみればベスト10に入れたのでもう文句無しです。間違いなくこの頃のシュヴァルツは絶好調、キャリアハイでした。
しかし、その後襲いかかってきた体調不良の波……。
日直とともに共催した星新一大喜利会はなんとか成功を収められたものの、この日の時点で既に不穏でした。
果たせるかな、月末には参加予定だった会をキャンセルするに至ります。今まで滅多にキャンセルをしなかったのが私の強みというか誇りだったので、悔しさも滲みつつ、今までにない不調に苦しむこととなりました。
この月の自薦回答
お題: 本当にビビってるピッチャーにはこんなヤジが飛ばされる(ニュアンス、6/2「大喜利バトルタワー5」より)
回答: 早くしろ、もう寿司が安いぞ
これも多くを語ってない回答。当日出したときは六角電波さんの解説に助けられてジワジワとウケましたが、「早くしてほしい→めちゃくちゃ時間が経ってる→日が暮れてる→スーパーの値下げが始まってる→寿司とか……」という思考プロセスが明確になっていて、個人的に好きな回答です。
あと、ダブルちんちんもめちゃくちゃウケはしましたが、改めて載せるようなものでもないので、各自後編のnoteを見てください。
7月
参加回数: 4回
主な成績: 茨城組手勝利(茨城大喜利会 act-6 組手もあるよ篇)
半月程度何もできなかった私ですが、せめて近隣の会には出たいと思っていたので、若干無理をしつつ足を運びました。7月1発目となったのが千葉喜利 vol.25。
結局何もできなかったなぁ、と後から悔やみに悔やんだ日でした。大喜利においてもコミュニケーションにおいてもダメダメで、こんな状態で枠を潰してしまって申し訳ないといいますか。
そういった危機的状況に置かれると、不必要に焦って余計に危機を招くのは私の悪い癖でして……。次に参加した茨城大喜利会 act-6 組手もあるよ編も、その次に参加した戦う大喜利会(仮)(1)も、悪いばかりではないとはいえ、全体的な仕上がりは芳しくありませんでした。
そして、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ取ノ門 しりとり竜王戦 〜雷鳴の陣〜も、ブロック1位こそとれたものの、エンジンが温まりきらないまま敗退するなど、これは非常に良くないぞと思わされる出来の日が続いていきました。
流石に色々と無理が生じてきたぞ、ということで、この頃から一時的にレポnoteをお休みすることにしました。よってこの期間は記憶も記録もかなりあやふやです。長く苦しい時間が続きました。
この月の自薦回答
お題: ポケモンのサトシみたいに、一番大切なものを肩に乗せなければならない世界(7/14「茨城大喜利会 act-6」より)
回答: サトシはピカチュウを乗せたくて、ピカチュウはサトシを乗せたくて、お互いに乗せたいから回転して、これで発電できるんじゃないかと思ったんですけど、ピカチュウで発電したほうが楽だろ
発電という行為を面白いと思っているので、折に触れて回答に使ってしまうクセがあるんですが、この回答はたまたまピカチュウが関連していたので、納得のいくまとめ方が出来ました。思いついたときに興奮しすぎて、一息で回答したら苦しくなってしまった記憶があります。
8月
参加回数: 1回
主な成績: なし
8月は今年の中でも特に動けない月でした……。前月の不調は引き続くどころか悪化していく一方。結局参加できたのは千葉喜利 vol.26のみでした。
トーナメントの加点予選で最下位となったのは極めて稀な出来事だったので、その分精神的ショックも大きかったです。このまま続けていけるのか……?と進退について考えてしまうなど、正直言って色々と危ういシーズンでした。
この月の自薦回答
お題: 8月29日が焼肉の日、8月31日が野菜の日はわかるけど、無理やりこじつけたなと思った日付の語呂合わせ(8/13「千葉喜利 vol.26」より)
回答: 13月74日 意味無しの日
1答目で出せたからこそ意味のあった回答だと思います。無い日付に的確な意味を乗せて即座に出せたのは、日頃からダジャレやら語呂合わせやらに親しんでいたからこそ出来たことだと思うので、いくらくだらなくても、全く反応が無くても、やっておくもんだなと。
9月
参加回数: 2回
主な成績: 決勝5位(千葉喜利vol.27)、本戦進出(大喜利大会ネイピア e^x)
前回の生大喜利から1ヶ月も間が空いてしまい、ようやく参加できたのが9月9日の千葉喜利 vol.27。
ありがたいことに何回ぶりかの決勝に上がることができまして、これをもってようやくシュヴァルツの大喜利は、というかシュヴァルツ自身も復活した気がします。
その勢いを殺したくない!と思いつつ臨んだ大喜利大会ネイピア e^xでは、本戦にストレートで進出。
本戦もブロック3位で、敗退ではあるものの次点という成績はこれまでで最も良いものでした。得意なルールだったとはいえ、少しずつまた戦えるようにはなってきたのかな、と思ったりしました。
この月の自薦回答
お題: 「右」「もうちょっと前」などと一緒に棒を持ってる人の悪口も言っていいスイカ割り(9/9「千葉喜利 vol.27」より)
回答: こども110番の家
これ何??と自分でも未だに感じてしまう回答。「どう考えても悪口じゃないだろ」「そいつは『こども110番の家』を悪口だと思ってるのかよ」みたいな笑いだとは思うのですが、少なくとも少し前までの私には出せなかった回答だなぁと思います。苦し紛れではありましたが、殻を破れたのかもしれません。
お題: ナスと春が逆の世界(9/20「大喜利大会ネイピア e^x」より)
回答: 涼宮ナスビの漬物
これも何??
このお題の最終盤で出した回答で、全体的に楽曲やことわざのモジリが出尽くした感覚があったので、何とか外へ外へと思いながら辿り着いて出しました。ハルヒとナスビの母音を揃えられたのが特に気に入ってます。
10月
参加回数: 4回(うち招待2回)
主な成績: 優勝(第5回ハイパーホッケー大喜利トーナメント)
10月最初の生大喜利は6日、みんなの大喜利で小春製菓さんを楽しませる会でした。
特殊なフィーチャー会ということもあって終始かなり温かな雰囲気で行えた、かなり印象深い日です。バトルジャンキーすぎて、こういう和やかな会の大切さとかありがたみを忘れていた気がします。
その5日後はハイパーホッケー大喜利対策会2024in柏。
えちえちさんとのタッグ「ダブルフェラーリ」はこの日が初お披露目となりましたが、1勝も挙げられず……。ただ、苦しみながらも掴めるものはあった、という感じの日でした。
その後は千葉喜利をキャンセルするなど色々ありつつ、エントリーが通ったので大喜利デスゲーム2へ。
途中かなりウケる場面はあったものの、2ndで死亡……。これだからデスゲームはやめられないんですよね。機会があれば是非3度目もよろしくお願いします。
そして月末の第5回ハイパーホッケー大喜利トーナメント。ここで私は念願の大会初優勝を果たすことができました……!
タイプも戦績も近いライバルであるえちえちさんと揃って冠到杯卒業。本当に嬉しかったですし、これからも頑張ろうと強く思うのでした。
この月の自薦回答
お題: なんてことないときにも発砲する警察(10/20「大喜利デスゲーム2」より)
回答: 正月に発砲音の違う銃を使って、パン、パパパパパパパン(『春の海』のメロディーで)
こういうシンプルにバカバカしい回答を出せるようになってきたのは非常に良い兆候なのではないかと我ながら思います。段々と幅が広がってきたと言いますか。何であれ幅が広がるのは豊かで良いことだと信じているので……。
お題: 缶ビールを開ける音を聞いただけで吐いてしまう人の日常(10/27「第5回ハイパーホッケー大喜利トーナメント」より)
回答: キミの着信音、気持ち悪くなるし普通に意味わかんないよ!
打って変わってこちらはかなりロジカルにやれた回答。個人的な好みとして、回答の納得感みたいなものは大事にしていたいので、この回答はかなりお気に入りです。
11月
参加回数: 4回(うちフィーチャー1回、招待1回)
主な成績: 準優勝タイ(千葉喜利 vol.29)、組手勝ち越し・トーナメント優勝(シュヴァルツ城)
11月最初の会は、クイズがメインとなるプレイバック2004。いなかさんとタッグ「GO!!!」を組んで出場しました。
上の世代の方が大半を占める場だと極端に緊張してしまうのですが、そんな中でも1問だけ大いにウケることができたお題があったので、成長してるな自分、と感じました。
その翌日、若干無理をしながら千葉喜利 vol.29へ。
ミニトーナメントで過去最高となる2位タイという結果に……! 嬉しいですが、しかし優勝が遠い。初参加から1年半かけてようやくここまで来られたので、そろそろ優勝したい気持ちはあります。まあずっとあるんですが。
そんな感じで調子が上向きになっていたところに、嗚呼、コロナ罹患!
こんなところで終わるわけにいかねえんだよという、シュヴァルツらしからぬ芯の強さでなんとか回復に至りまして、その復帰一発目になったのが、フィーチャー会であるシュヴァルツ城でした。
病み上がりにはしんどいって……!と思いましたが、超有利組手では勝ち越し、全試合出場トーナメントでは優勝を果たし、(最後の対決では負け越したものの)概ね好調だったのは良かったです。
そして月末には、架空アニメお題祭りに公式ライターとしてご招待いただきました。
この日の主目的はメモとレポートの作成だったので大喜利はからきしでしたが、元々「女の子大喜利」とか「『人』」が好きな身としては、周りに気圧されながらも楽しんで参加することができました。
この月の自薦回答
お題: ドラえもんが祀られている神殿(11/5「千葉喜利 vol.29」より)
回答: 映画ドラえもん のび太とドラえもんが祀られている神殿
バカバカしい回答が上手くハマって、かなり気持ちよかった覚えがあります。ふざけるのが苦手な割には頑張れた方ではないかと。
お題: 沈みつつあるのに、乗客全員が『いつかこのことが映画になった時、主人公になりたい』と思っている豪華客船(11/24「シュヴァルツ城」より)
回答: バイオリニストがちゃんと演奏をやめた
1答目からど真ん中を貫くという私の強みを、トーナメント決勝で存分に発揮できた回答。あとから見ても「よくやった私」と思えます。
ただ、1答目が一番強いのって、その後がどんどん弱くなっていくということと同義なので、強みではあるものの弱みでもあるんですよね……。勝てたから良かったものの、改善していきたいところでもあります。
12月
参加回数: 1回
主な成績: 即席巌流島大喜利を制覇(ChibaGiri年末フェス)
12月は体調不良のデカい波が来てしまい、大喜利会に全然参加できず。参加を予定していたVS嵐大喜利会や茨城大喜利会の大会をキャンセルすることになり、結局参加できたのは28日のChibaGiri年末フェスのみとなりました。
1ヶ月空いた割には上手くやれたかなぁという感じでした。楽しみにしていた巌流島ルールは、本編では初速だけ良くてあとはからきしといういつものパターンをやらかしてしまうも、時間が余ったため即席で行われた第2回では、1答で決闘席進出→1答で制覇、という理論値を叩き出せたので大満足です。
この月の自薦回答
お題: NHKのキャラクターに著作権がない世界(2024年12月28日「ChibaGiri年末フェス」より)
回答: イランの方で、はいだしょうこが描いたスプーのグッズが売られてる
即席巌流島での2答目。やはり私は初速でぶっちぎってナンボのプレイヤーなんだなと感じました。それは強みでもあり弱みでもあるんですが(2回目)、ひとまず来年の課題ということで……。
終わりに
前回の振り返りnote(2024年5月、生大喜利デビュー1周年記念)の際に、私は以下の目標を立てていました。
小目標: どの会でもドデカい一答を出せるようにする / 千葉喜利や茨城大喜利会での恒常的な決勝進出
中目標: 千葉喜利・茨城大喜利会のミニトーナメントで優勝する / 大会の予選・敗者復活戦を突破する回数を増やす
大目標: 大会での決勝進出 / 願わくば優勝・冠到杯卒業要件の達成
まだ2年目の途中ですが、概ね達成できたのは非常に嬉しいですね。やはり必要なのは自分の現状に合った目標……。
慣れてきたのが一番大きいとは思いますが、一つの会あたりのウケは多くなってきた実感がありますし、大会でも本戦にストレートで進出できるようになり、また優勝も果たすことができたので、非常に良い年になりました。
では来年の目標は……といきたいところですが、焦ることなくまずは2年目の目標をキープしていこうと思います。まだ達成できていないこともあるし、別に目標は何度クリアしても良いので……。
というかそれ以上に、体調をなんとかしたいですね。感覚的には1年の半分くらいぶっ倒れていたような気がします。実際夏と冬はほぼ活動できていませんでしたし。
来年はとにかく健康を目指します。健康になって、今年出られなかった会ひとつひとつの悔しさをちょっとずつ相殺していけたらと思います。
というわけで、今年も一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
余談

この記事、実は7月5日の時点で書き始めていました。およそ半年前から2024年を終わらせる気満々だったというね。