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Bye Bye Blackbird
「バイ・バイ・ブラックバード Bye Bye Blackbird」は、1926年にモート・ディクソンMort Dixonが作詞し、レイ・ヘンダーソンRay Hendersonが作曲したポピュラー・ソング。トラッド・ジャズの大スタンダード。
歌詞のなかでは「誰かが自分を待っている場所に戻りたい」という気持ちが歌われている。こうした「黒い鳥」は不吉の象徴ととらえられることもあるし、時代によっては黒人の比喩として使用される。が、この曲が故郷に帰ることを歌っているのであれば、ここで登場する「黒い鳥」は端的に憂鬱やブルースといったことの比喩として使用していると捉えたほうが妥当だろう。
録音
Eddie Peabody (NYC October 1926)
Billy Jones (Vocal); Eddie Peabody (Banjo)
バンジョーの王様エディ・ピーボディの録音。太いバンジョーの音色が雄弁。
Danny Barker's Band (NYC 1958)
Joe Muranyi (Clarinet); Don Frye (Piano); Danny Barker (Banjo, Vocal); Wellman Braud (Bass); WaiterJohnson (Drums)
ダニー・バーカーの50年代の録音。ニューオーリンズの巨匠のディキシー・リバイバルとの共演。
The Gipsy Jazz Violin Summit (Villingen, Germany, May 1–3 1979)
Hannes Beckmann (Violin); Nipso Brantner (Violin); Schmitto Kling (Violin); Zipflo Reinhardt (Violin); Otto Weiss (Piano); Gary Todd (Bass); Charly Antolini (Drums);
ドイツ語圏で活動しているロマ/ジプシー・ヴァイオリニストたちのサミットの録音。めちゃくちゃかっこいい。レコードではソロの順番も示している。
Moustache Yourself (Akron, Ohio 2017)
Brad Wagner (Clarinet); Brent Hamker (Electric Guitar); Jeremy Jones (Acoustic Guitar); Matthew DeRubertis (Acoustic Bass)
オハイオで活動していたマヌーシュジャズ・バンド。とてもヒップで素敵。
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