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Bessie Couldn’t Help It

「ベッシー・クドゥント・ヘルプ・イット Bessie Couldn’t Help It」は1924年にチャールズ・A・ベイハ Charles A. Bayha、JLリッチモンド J. L. Richmond、バイロン・ウォーナーByron Warnerによって書かれたポピュラー・ソング。

調べてみたけど、どうやらこの曲のタイトルにあるベッシーは架空の人物のことで、ベッシー・スミスとは関係がない。歌詞のなかに登場するベッシーちゃんは、とても「美人な女の子」らしい。「好きな男の子とタクシーの中でキス」をしてしまい「叫んで」しまった。ベッシーちゃんの男の子に対する好きな気持ちが止まらない(couldn’t help it)ことを歌っている。

録音

Hoagy Carmichael and His Orchestra (NYC September 15, 1930)
Bix Beiderbecke (Clarinet); Ray Lodwig (Trumpet); Jack Teagarden (Trombone); Boyce Cullen (Trombone); Jimmy Dorsey (Clarinet, Alto Saxophone); ‘Bud’ Freeman (Tenor Saxophone); ‘Pee Wee’ Russell (Also Saxophone); Irving Brodsky (Piano); Joe Venuti (Violin); Eddie Lang (Guitar); Min Leibrook (Bass Saxophone); Chauncey Morehouse (Drums); Hoagy Carmichael (Vocal)
ビックス・バイダーベックの楽団とホーギー・カーマイケルの録音。ビックスの歌うようなソロが素敵。なによりカーマイケルの歌がよい、というか最初カーマイケルの曲かと思った。

Digby Fairweather's New Georgians (Essex July 26 1986)
Digby Fairweather (Trumpet); Wild Bill Davison (Vocal); John Barnes (Clarinet, Saxophone); Pat Smuts (Tenor Saxophone); Pete Strange (Trombone); Paul Sealey (Guitar); Jack Fallon or Tiny Winters (Bass); John Armitage (Drums)
イギリス人トランペッターのディグビー・フェアウェザーの録音。ブリティッシュ・トラッドの流れ。基本的にギターとベース、ドラムでビートを構成している。トランペットがキレている。ワイルド・ビル・ディヴィソンはなんとボーカルで参加。ちなみに初期ブリティッシュ・ジャズの巨人スパイク・ヒューズも録音している。


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しゅみお
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