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Hu-Ta-Nay
「フ・タ・ネイ Hu-Ta-Nay」はドナルド・ハリソン・ジュニア Donald Harison Jrによって作詞作曲されたマルディグラ・ナンバー。
マルディグラ・インディアンのリズムと言葉
「マルディグラ・インディアン」とは、ニューオーリンズのマルディグラ(謝肉祭の最終日)に伝統衣装を身につけたネイティブ・アメリカンを指す。そうしたマルディグラ・インディアンたちはマルディグラを音楽や踊りで祝う。ここで奏でられるリズムはアフリカやカリビア諸国のリズムを元にしており、この曲でもそうしたリズムが使われている。
この「フ・タ・ネイ」という語の具体的な意味はわかっていない。が、マルディグラ・インディアンの集会やパレードでコール・アンド・レスポンスされる。そういった意味で、語の意味よりもこの語そのもの、あるいはこの語のコール・アンド・レスポンスがマルディグラ・インディアンに関連づけられている。
録音
Donald Harrison Jr. with Dr John (NYC, 22–23 May, 1991)
Dr. John (Piano, Guitar, Vocals, Whistling); Donald Harrison Jr. (Alto Saxophone); Cyrus Chestnut (Piano); Phil Bowler (Bass); Carl Allen (Drums); Harold 'Smiley' Ricks (Percussion); Donald Harrison Sr. (Vocals)
記念すべき初録音。カール・アレンのドラムが堪能できる。熱を浴びるような演奏。
The Donald Harrison’s Band with Dr. John (NYC, 16–17 November, 1991)
Donald Harrison Jr. (Alto Saxophone); Dr. John (Piano, Guitar, Vocals, Whistling); Stephane Scott (Piano); Dwayne Burno (Bass); Carl Allen (Drums); Harold 'Smiley' Ricks (Percussion); Donald Harrison Sr. (Vocals)
こちらはライブ実況盤。ピアノとベース以外にメンバーの変更点はないが、こちらも白熱した演奏が展開されている。
Donald Harrison & Friends (NOT GIVEN, Released in 2012)
Donald Harrison (Saxophone, Vocals, Percussion); Leon "Kid Chocolate" Brown (Trumpet); Dr. John (Piano Vocals); Rob Brown (Vocals); Clarke Peters (Vocal); Ron Carter (Bass); Carl Allen (Drums); Alfred "Uganda" Roberts (Percussion);
ドラマTremeのサントラから。ドナルド・ハリソンの録音としてはもっとも好きな録音の一つ。ニューオーリンズの若きトランペッター、キッド・チョコレートも参加(かれのリーダーアルバムも非常によかった)。
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