冬土用の過ごし方
1月18日から節分2月3日まで冬の土用期間に入ります。
二十四節気では、立春が新年の始まりです。
土用とは、五行説と関連しています。
五行説とは、あらゆる物は木・火・土・金・水からなるとする思想です。
土は、万物を生み出す源とされ、養育や変化という状態をイメージしています。
土用はどんな作用があるの?
土用は年に4回あります。
土の土用にも共通する事は、3つ
1,季節の節目にあたりますので、体調を崩しやすい
2,感情が表にでやすい
3,思い付きが、多くなる
体調を崩しやすいというのは、
気候もコロコロ変わりやすいのが
土用期間。
こんな時期だから、栄養のあるものを食べましょうということで
夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣はなじみ深いです。
感情的になる気が流れると言われ、不安やイライラする事も多いかもしれません。
大きな決断を避ける、というのは、この時期今までの方針と違う思い付きが出やすいので、気を付けるということです。
ある意味、直感が冴える期間とも言えます。
しかし、現状変更を伴うような、変化は避ける事をお勧めします。
どうしても、変更したい事が、思いついたら土用明けまで、寝かせましょう。
冬の土用はどう過ごす?
では、特に冬だから違う点は何でしょうか。
立春という春=陽を前にして、冬は陰が極まっています。
1月は丑の月であり、土起こしの時期です。
陰が極まって、過去に縛られたり、辛い思いを思い起こして、囚われたりしがちです。
年末に決めたことについて、思ったように、進められず、イライラするかもしれません。
また、震災や値上がり、政治不安など、世間が険しい情勢になっていおり、普段より影響を受けやすい時期でもあります。
しかし、土用期間は、準備期間でチャンスです。
春になる前に、しっかり整えて、望めば、
「陰極まって、陽に転ずる」わけです。
冬の土用のラッキーアクション
冬の土用の「未(ひつじ)の日」に「ひ」のつく食べ物、もしくは赤いものを食べるとよいとされます。
ひらめ、ひらまさ、ひじき、ひよこ豆、ひき肉、ひつじ肉もいいかも。
赤ピーマン、いちご、カニ??
身体を整えましょう。
2024年の未の日は、1月20日(土)と2月1日(木)です。
恵方参りにいくのもおすすめです。
感情を静かにして、本音と出会えるかもしれません。
温泉に行くなど、自分をゆるめて過ごすといい期間です。