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ぼくはもう行きたくない 前編

我が家の長男は
・マイペース
・頑固
・男の子の割に穏やか
・優しい
と言ってくださる方が多い、そんな、
「女に囲まれてる男の子〜」って感じのボーイです。

わたしの感覚では
・究極的にマイペース
・(怒られるのは嫌だけど)基本人のことは気にしない
・頑固のそのもの
どうやらオットーに似たらしいです(オットー談)。

小さい頃はあまり主張をすることもなく、
癒しのオーラを放出して、
こども園の先生方、まわりのおばあちゃまたちをほくほくさせるような存在でしたが、
すでに(妹たちの、というか長女の)尻に敷かれています。

長男の小学校入学当初は
私が双子の育休中だったため、学童には入らず、
自宅へ直帰する日々でした。
育休が明けるまでに学童への入会を検討すればいいかなぁと呑気に考えていた私は
1年生の下校時間の早さに驚き、
「1人でお留守番は心配かも…」と、
復職する8月中旬から長男は学童へ行くようになりました。

お迎えに行くと、
みんなと運動場で遊んでいたり、
何やら室内で本を読んでいたり、
ニコニコ笑っていたので、
「楽しいのかな?」
「やっぱりおんなじくらいのこと遊ぶのが一番だよねー」と思っていました。



しばらくすると
「今日は学童?」と聞く日が増えました。
オットーが平日休みのため、その日は学童には行かず、下校していたので、
「確認のため?」と特に気にもとめず、
「家の方がいいのかなぁ」
何なら「もっとお友達とアクティブに遊べば良いのに」くらい思っていました。



5ヶ月ほど過ぎたある日。
いつになくションボリしている長男。
明らかにおかしい。
「どうしたの?何かあった?」と聞くと、
大声で泣き始めます…
初めて見る長男のそんな姿に私も娘たちもびっくり。
そして
「ぼくはもう行きたくない」

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