寂しさを埋めるためだけにキスをして 「またか」と見送る一過性の恋
たくさんのことを誤魔化してきた2020年。
常に人肌恋しくて、だれもそばにいない夜が不安で、自分を大事にできない日々が続いた。
とにかく、触れ合っていたかったんだ。
ひとりの孤独とふたりの孤独、これらの重みは全く違っていて、後者の方が圧倒的に心の傷に残りやすい。
そんな状態でだれかに縋っても、結局後悔するだけなんだ。
そんな自分はもう2020年に置いてきた。心からだれかを愛したい、そんな20代最後の年。
缶ビールが買えるくらいで十分です。あわよくば一緒に乾杯しましょう。ありがとうございます。