地図上に情報を表示するアプリを作成する教材コンテンツの話
題名の通り、地図上に情報を表示するアプリを作成する教材コンテンツがスクーミーに追加されました。スクーミーアカウントを持っている方は誰でも利用することができます。
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地図上に情報を表示するアプリってなんだ?という方もいると思いますが例えばこんな感じです。またこのnoteの下に準備しておいてもらいたいことを記載していますので参考にしてください。地図アプリを作成する準備をするです。
どんなアプリをつくることができるか
山梨県甲府市のAEDがどこにあるかを紹介する地図アプリで、ボタンを押せば、自分の現在地がわかり、どこが一番近くにある場所かがわかります。またアイコンを押すことで、GoogleMAPにアクセスされるので、実質、道案内もしてくれるアプリケーションです。
他にもこんなものがあります。
これは生き物を見つけたら写真をとって、ここにこんな生き物がいましたというのを紹介してユーザー同士がコレクションして地図上を埋め尽くすことができるアプリケーションです。(リリースした時の写真なので、生き物全然いないじゃん!って感じになっていますが)野良猫とか、きれいな花とかなどなどいろいろ紹介することができます。
そして最後にこれです。Yahooニュースやめざましテレビなどの多くのメディアで紹介していただきました山梨県のテイクアウト情報を紹介しているアプリケーションです。2日で小学生・中学生・高校生が開発して、現段階では300店舗・メニューが紹介されているアプリです。
このアプリケーションはそれぞれ、アプリを作り始めた子が作ったものです。スクーミーデザインシートと、Googleスプレットシートがあればすぐつくることができます。もちろん他のアプリケーションをつくることもできるのですが、現在、こういった地図に情報を表示させるアプリに特化してつくることができる学習教材をスクーミーでは用意しています。
ここでは、仕組みを学ぶよりも、使ってもらうサービスをどうつくるかというところを考えるための教材です。もちろん作成したアプリは使うことができます。
マップアプリをつくる上で考えること
こういった地図に情報が表示されたり情報を追加することのできるアプリをマップアプリと呼びます。このマップアプリをつくる上で大切なことは、『誰が使うものか』です。ここをはっきりと考えてもらうために、地図に特化したアプリケーションにしています。まず考えるべきポイントはこんな感じです。
・誰が使うのか
・どんな情報が必要なのか
・どんなデザインにするか
マップアプリはこの要素がとても考えやすいです。そして一番大切なことと考える作ったものを使ってもらうということが実現しやすいと思っています。もちろん、Googleなどで検索すればすむ話ですが、何かの情報に特化した地図にしたり、生き物図鑑アプリのように収集することを目的にしたりとイメージがしやすいです。また後々書きますが、市町村が持っているオープンデータも活用しやすいです。甲府市のAED情報も甲府市さんからの提供です。
他にもいろいろな要素はありますが、スクーミーで地図アプリをつくることができますはわかりやすいかなと思っています。
誰が使うものかを徹底してこだわる
その地域だけしか使えないもの・その人だけしか使えないものという点においても、初めてつくる人にとってはどこまで情報を集めればいいかが考えやすいです。こう言ったものもあります。
出張が多いお父さんのために作った居酒屋アプリです。(現在、地図アプリに変更しようとしています)お父さんが宿泊するホテルから近い順に、しかもお父さんの好きなものを取り扱っているお店を紹介するアプリケーションです。こんおアプリケーションで使った情報はこんな感じです。
・お店の住所
・お店の名前
・お店の電話番号
・営業時間
・紹介文章
・ホームページ
です。「お父さんが使いやすいアプリはなんだろう?」と考え、「どんな情報が必要だろう?」と考え、「どんなデザインなら使いやすいかな?」と考え、完成させることのできるアプリケーションです。
ちなみに集めた情報はこんな感じにGoogleスプレットシートにまとめます。
また完成したアプリケーションは、QRコードを読み込むだけで、iPhoneやAndroid関係なく使うことができるものになります。ですので、駅とかにこのQRコードを用意したポスターを貼っておいて、観光地を紹介するアプリとかもつくることができます。
地域を考えるきっかけをつくることも
あるプロジェクトチームはその仕組みで『ゆるキャン』っていう漫画・アニメで登場した箇所を紹介するアプリを作っています。
パソコンで見ているかたは、このQRコードを読み込むか、スマホで見ているかたは、QRコードをタップすると使用することができます。
観光のことを考えるという側面でも使用することができます。ですので、地域活性化にこのアプリの仕組みを活用することで、自分たちの地域を紹介する地図をつくることができたり、スタンプラリーみたいなものにすることができます。
できるアプリは、すごくシンプルで、地図に情報を表示させるだけですが、誰が使うもので、どんな情報を集めて見やすくするためにはどうしたらいいかを考えるものとしては最高なものだと思います。
スクーミーについて
スクーミーは、ITや先進技術を活用した探究学習や研究を行う際の第一歩をサポートする学習教材です。
こんなもの作って活用したいんだけど何から始めればいい?とか、プログラミング始めたいんだけど何からすればいい?っていうよくある会話に、「あ、それスクーミーで始めれば?」と気持ちよく返答できるような教材を目指して日々開発されているのがスクーミーです。
地図アプリを作成する準備をする
それでは、実際に開発するための準備をこちらのノートをみながら行いましょう。この記事に準備の手順が書いてありますので、このノートはスマホでみることをおすすめします。このノートをスマートフォンでみている方は、
まずパソコンで、以下の文章を検索してください。(https://schoomy.com/map )
もしくは以下のバーナーをクリックしてください。
こんな感じの画面になるので、ダウンロードを押します。そしたらこんな感じの画面になります。
※この際、不具合が起きる場合で考えることのできる要因は、Google Cromeで開いていなかったりする場合です。インターネットブラウザを変更してください。
そしたら COPY THIS APP をおしてください。
Sign up with Google をおしてください。
メールアドレスの入力です。アプリを作る環境のアカウントを作っています。次にパスワード入力なのでこれもお願いします。
地図アプリは、Googleスプレットシートというサービスを使いますので、許可してください。
完了すると、このような画面になります。一番下にある Do this later をおしてください。
そしてこのような画面になったら準備完了です。