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学びたくなる環境をつくる話
ながら勉強を追求するとなると、デザインしなくてはいけないのが、学びたくなるような環境です。
考えた3つのこと
考えるべきことは3通りあるなと思っています。
・強制的に何か学ぶことがあってそれを隙間時間でやっちゃいたいな
・時間あるしちょっと学んでみよっか
・学ぶなんてつもりなかったけど、ちょっとやってみよ
3つの感情をコントロールすることが学びたくなる環境を用意する上で大事だと考えています。
その時に、みんながやっているから私もやろうという日本人特有のモチベーションを利用することはすごく重要なのかなと思います。
基本的に、taguru.ioでは、誰が、何をみたのかというのは、公開されます。
つまり、自分が何をみて、そこから何を学ぼうとしているのかというのが、ユーザーに公開されます。
そのログを一覧にしているので、この人はこの動画でこういうことを学んでいるのかということがわかります。例えば自分が尊敬している人が、何を見て何を考えているのかって結構気になると思います。少なくとも私は気になります。この状態をコントロールすることができたら、学ぶっていう行為がもう少し簡単になるのかなと思います。要は、あの人が見ているから私もみよう。という気持ちです。
誰かと学ぶということ
そこには、コメントをすることができるような仕組みも入れています。これは今後、『どこでもプロジェクトモード』にするための第一歩の機能です。以前のnoteでも話をしています。
その動画やメモに対して他のユーザーが意見をしたりメモをすることができます。これによって、誰かと学ぶということが簡単にできるのではないかと思います。誰かと学ぶということは、今までは1つの机で何人かが集まり、せーので始めたり、後から行くからさき図書館行ってて!とかそんな状況でした。(写真:僕たちは勉強ができない)
他人の学びに触れる機会をつくること
誰かと学ぶことを、もっと気軽にできるようにすることができます。1つの動画に対してみながら学んでいる時に、誰かがそこにアクセスして来て、その人も動画を見ながら感想などをメモして(動画は同時上映にはなりません)意見交換が始まることがスマホで1台で、さくっとできたら面白いと思っています。顔も声も出ません。トークのみです。ですので、寝てようが、トイレにいようが、テレビをみていようが、ご飯を食べていようが、一緒に学んでいるような体験ができます。
言い方を変えると、他人の学びに触れることができるということかもしれません。そうすることで、自分もやってみようかなっていう気になるのではと考えています。その隙間時間で1分でも2分でも知識を得ることができれば、その積み重ねが財産になると思います。そのくらい緩く学び始めるということをテクノロジーでサポートできるように仕組みをデザインしていきたいと思います。