スクールタクト

スクールタクトのnoteへようこそ! 先生、保護者、教育関係者、子供たちの成長を見守る…

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スクールタクトのnoteへようこそ! 先生、保護者、教育関係者、子供たちの成長を見守るすべての方と一緒に、これからの教育、未来の学びをどう創っていくのか。そんなテーマでお届けしています。

マガジン

  • スクールタクト 活用レシピ

    1記事1テーマで、はじめてスクールタクトを使う方も導入しやすい活用法やさまざまな実践での子供たちの変化についてご紹介しています。

  • 岡崎版GIGAスクール構想+スクールタクト

    「いずれは一人一台端末の時代が来る」という認識のもと、文部科学省によるGIGAスクール構想以前より教育委員会と学校が緊密に連携してICTを活用した学びの実践に力を入れてきた愛知県岡崎市。「岡崎版GIGAスクール構想」として掲げられた3本の柱「ICT環境の整備」「学び方改革」「働き方改革」の中でも「学び方改革」に着目。誰一人取り残すことなく、それぞれの資質・能力を育むために、教員主導から学習者主体の授業への転換を目指すその想いと実際の教育活動、その中でスクールタクトが果たしている役割について触れていきます。

  • スクールタクト サマーキャンプ

    2022年8月19日、20日の二日にわたり、スクールタクト サマーキャンプ 〜みんなで創る未来(あした)の学び〜を開催しました。Day1では『教育は変えられる』 著者の山口裕也氏と当社代表取締役 後藤による対談を実施。Day2では総勢21名の先生方にスクールタクトを使った実践を紹介いただきました。共に未来の学びを作っていきたい!そんな思いが重なり合った二日間のイベントの様子を紹介しています。

最近の記事

次世代の学びをデザインする6つの実証プロジェクトを発表

子供たちが不確実性の高い未来に対応し、社会に貢献する力を養うため、文部科学省では「主体的で対話的な深い学び」の重要性を伝えています。この学びは、単なる知識習得ではなく、思考力や自己理解を深め、自律的な学びを育むことを意味しています。 スクールタクトを運営するコードタクトでは、これらの学びの実現に向けて、ICT活用やデータに基づくフィードバックが不可欠だと考えています。そこで、社内の研究部門である「教育総研」では、教育現場の変革に向けて2024年度に実施する6つの実証プロジェ

    • クラスに多様な視点を育む新たな試み ~生成AIを活用した見方・考え方を働かせるための授業設計~

      近年、生成AIは飛躍的に進化し、私たちの生活にさまざまな影響を与えています。 2023年には、文部科学省から教育現場における生成AI技術の活用指針となるガイドラインも発表されるなど、子供たちの学びの可能性が広がっています。 では、生成AIは具体的にどのように教育現場で活用され、より良い学びや、より良い社会につながっていくのでしょうか? 本記事では、教育現場における生成AI活用の最前線として、当社コードタクトの「教育総研」が2023年に生成AIを活用し行った実証実験とその成

      • スクールタクトで情報科の遠隔プロジェクト型学習を実現~北海道大空高等学校

        北海道大空高等学校は網走郡大空町にある町立の高等学校で、2021年に町内の2校を発展的統合して新たに総合学科として設立されました。全校生徒が約110名という小規模校ですが、寮が整備され道外から入学する生徒が40%とその割合も多いのが特徴です。 3年間を通して探究的な学びに力を入れていて、大空町が抱える地域の問題をプロジェクト型学習で考える機会にもなっています。ICT活用にも積極的で、1人1台のタブレットPCを授業や交流などさまざまなシーンで活用していて、スクールタクトも導入

        • 効率的に知識を習得し、他者と協働して課題を解決する力を育む「ジグソー法」

          夏休みまっさかりの8月。子供たちはいったんの区切りを迎え、夏を楽しみつつのお休み期間となりますが、先生方は二学期からの授業準備や、早くも新年度に向けた方策の検討も始まっているのではないでしょうか。 今回は、クラスの基盤が固まってきた二学期から導入しやすい、「ジグソー法」の実践をお伝えします。 ジグソー法とは? 一つの学習課題について、学習者はまず自分の担当箇所について理解を深め、他を担当した仲間とそれぞれ説明し合います。それらを関連付け、さらに考察を進めた後に意見交流をす

        次世代の学びをデザインする6つの実証プロジェクトを発表

        マガジン

        • スクールタクト 活用レシピ
          5本
        • 岡崎版GIGAスクール構想+スクールタクト
          6本
        • スクールタクト サマーキャンプ
          7本

        記事

          未来社会を生き抜く力の育成のために、子供たち主体の授業を実現

          子供たちが主体となる授業づくりのために、チーム学習と個別最適化学習を重んじる愛知県岡崎市立広幡小学校。 広幡小学校では、授業の変化を担うツールとしてスクールタクトを活用しています。 チーム学習を取り入れた授業風景、先生方のインタビューは以下の動画でもご覧いただけます。 授業の中で多様な工夫をこらして実践を重ねる先生を代表し、教頭の佐渡英彰先生、5年生担任の加藤良彦先生、6年生担任の石川瑞紀先生にお話をうかがいました。実際の授業の様子とインタビューを通じ、それぞれの実践の土

          未来社会を生き抜く力の育成のために、子供たち主体の授業を実現

          安心感を大事にしながら仲間たちと学び合い、自信をつけていく授業を目指して

          約5年にわたり生徒たちが主体的に学び合うグループ学習を推し進めてきた愛知県岡崎市立竜南中学校。竜南中学校では、授業を支えるツールとしてスクールタクトを活用しています。 チーム学習を取り入れた授業風景、先生方のインタビューは以下の動画でもご覧いただけます。 校長の平任代先生に学校全体の方向性についてうかがい、音楽科の中山美奈子先生と国語科の岩川皓司先生には授業の様子やインタビューを通じ、具体的な実践やその背景にある思いについてお聞きしました。新たな指導法によって生じつつある生

          安心感を大事にしながら仲間たちと学び合い、自信をつけていく授業を目指して

          ここまでできた!が次の学びの動機になる「自由進度学習」

          新年度が始まり4か月目を迎え、夏休みまであと少しという7月。その日の学習計画をたて、自らの学習をふり返り、目標達成のために必要な学習の記録をしていく。その中で自分なりの学び方を模索していくプロセスは、日々の学習だけでなく夏休みなどの長期休暇でも役立つかもしれません。 今回は、子供たちが自身で学習計画や見通しを持って学び方を選択することで、個別最適な学び、さらには協働的な学びを実現する「自由進度学習」の実践をお伝えします。 自由進度学習とは? 授業の進度を学習者自らが自由

          ここまでできた!が次の学びの動機になる「自由進度学習」

          スクールタクト活用現場で感じた「変化する学びとこれから」

          『実践例&導入事例でわかる 明日からの教室のつくりかた スクールタクトで始めるICT活用』が7月5日(水)に発売となりました。 本書では、全国の学校で1人1台端末によるICT活用が進められるなかで、スクールタクトを活用してよりよい授業づくりを目指したさまざまな実践や取り組みを紹介しています。 本書の著者であるインプレス教育ICT書籍編集チームに、書籍発行にかける思いや、取材の過程で見た学校現場の変化への気づきとこれからについて、うかがいました。 学校現場でICTの浸透が

          スクールタクト活用現場で感じた「変化する学びとこれから」

          全ての生徒にスポットライトがあたり、一人ひとりの『我がこと』となる学びを

          「岡崎版GIGAスクール構想」の柱の一つである「学び方改革」に基づき、生徒一人ひとりが学びに主体的に関わることに重きを置き、多様な教科や授業外活動でスクールタクトを取り入れている愛知県岡崎市立南中学校。 個別で考えたり学びを深めたりする時間と、チームで学び合う時間の両者を大切にした授業が行われています。そこでは、ICTで生徒の学びの履歴を残し、振り返りを行うことも重視されています。 南中学校の授業風景、先生方のインタビューは以下の動画でもご覧いただけます。 同校の取り組

          全ての生徒にスポットライトがあたり、一人ひとりの『我がこと』となる学びを

          つながり合う安心感とともに、遊び感覚で学べる授業を目指して

          「岡崎版GIGAスクール構想」の柱の一つである「学び方改革」に基づき、全ての子供が楽しく参加できる授業を目指す愛知県岡崎市立大樹寺小学校。 大樹寺小学校では、学び合いにつながるチーム学習に加えて、クラス全員で学ぶ体制づくりのツールとしてスクールタクトを活用しています。 チーム学習を取り入れた授業風景、先生方のインタビューは以下の動画でもご覧いただけます。 実際にどのような実践がなされているのか、そしてその背景にある思いについて、校長の坂元干城先生と2年生担任の安藤友紀先生に

          つながり合う安心感とともに、遊び感覚で学べる授業を目指して

          ICTを「文房具」としながら、学校全体でチーム学習に取り組む

          「岡崎版GIGAスクール構想」の柱の一つである「学び方改革」に基づき、誰一人取り残さないことを目指したチーム学習に力を入れる愛知県岡崎市立六名小学校。 六名小学校では、全ての子供たちがチームで安心して学べる授業づくりをサポートするツールとしてスクールタクトを活用しています。 チーム学習を取り入れた授業風景、先生方のインタビューは以下の動画でもご覧いただけます。 チーム学習を推進し学校全体に活動を広げている校長の太田幹也先生と、ほとんどの授業でチーム学習を取り入れているという

          ICTを「文房具」としながら、学校全体でチーム学習に取り組む

          双方向のやりとりによって学びが深まる!「ICTを活用した調べ学習」

          クラスメートとの程よい距離感をつかみつつ、学習のリズムができてくる6月。クラス全員に共通の授業を行う一斉授業だけでなく、自身が興味を持つ事柄に関して課題を見つけ、自分なりの答えを出す学習を導入できるタイミングといえるかもしれません。 今回は、児童生徒が自ら調べて学習を進めることで、情報を効率的に収集しながら、得た情報に対して「どう思うのか」「どう判断していくのか」を自分で考えていくことを目的とした「調べ学習」の実践をお伝えします。 ICTを活用した調べ学習 調べ学習にI

          双方向のやりとりによって学びが深まる!「ICTを活用した調べ学習」

          頭のごちゃごちゃがスッキリ!思考の整理を助ける「シンキングツール」

          5月の大型連休も終わり、いよいよ学校での学習も本格化。学びを進める中で、さまざまな情報を吟味して「自分の考えをつくり出し、深める」という力は、全ての学びの根底となるものといえるかもしれません。 「これまで学習してきた知識をもとに考えをまとめたい」「より自分の考えを深めてほしい」。。。今回は、そんな授業づくりのヒントとなる、思考を整理することで学びを助ける「シンキングツール」について、それぞれのツールの特長やその効果を交えた実践をお伝えします。 シンキングツールとは? ツ

          頭のごちゃごちゃがスッキリ!思考の整理を助ける「シンキングツール」

          クラスメイトと心地いい距離感に!4月から実践 「朝ノート」

          4月を迎え、学校では新しい学年、クラスでの生活がスタート。子供たち、そして先生方も新たな出会いに期待しつつも、まだ少し不安。。。そんな新生活を送っているのではないでしょうか。 今回は、出会いの4月から導入しやすく、子供たちの相互理解や学級づくりにつながる、スクールタクトを用いた「朝ノート」について、導入シーンやその効果を交えた実践をお伝えします。 朝ノートとは? 朝の時間を使って、体調や興味関心、昨日のMVPなどを記入し、クラス全体で共有します。共有した内容について、相互

          クラスメイトと心地いい距離感に!4月から実践 「朝ノート」

          主体的・対話的な学びで、学力は上がるの??~ジグソー法を用いた学びとその効果~

          学習者の学びを「主体的・対話的で深い学び」にするための「アクティブ・ラーニング」。 アクティブ・ラーニングは、「能動的な学習によって、学習者自身の学習意欲や知識の定着率を高めること」を目的としています。また、変化する時代に適応し、未来社会で活躍できる人材に成長するために、他者と協働して課題を解決する力の育成にも期待される学習法の1つです。 ただ、そこで気になるのが、学習者主体のアクティブ・ラーニングで、本当に学力は上がるの??基本的な知識はきちんと身に付くの??ということで

          主体的・対話的な学びで、学力は上がるの??~ジグソー法を用いた学びとその効果~

          子供主体の学び合いをいかに実現するか 岡崎市で始まった「学び方改革」の目指す姿

          「いずれは一人一台端末の時代が来る」という認識のもと、文部科学省によるGIGAスクール構想以前より教育委員会と学校が緊密に連携してICTを活用した学びの実践に力を入れてきた愛知県岡崎市。2020年1月には「岡崎版GIGAスクール構想」の実現に向けた取り組みをスタート。全ての多様な児童生徒たちが、自らの特性を生かし、誰一人取り残されることなく個別最適化された学習に取り組めるようにすることで、これからの時代をたくましく生き抜く資質・能力を育成することを目標に、具体的な方針が策定さ

          子供主体の学び合いをいかに実現するか 岡崎市で始まった「学び方改革」の目指す姿