
108 文化財防火デー
卒業アルバムと学校写真のエキスパート 一級写真技能士の田賀谷浩です。今回もお目通しいただきありがとうございます。
今日の十二直は破(やぶる)
物事を突破する日とされます。吉事は出陣、訴訟、服薬、漁猟。なるほど、言葉を換えれば相手に勝つためのアクションをとる日とも言えますね。凶事は契約、祝事。動いた結果、災厄に見舞われたくない事はしてはならないという事ですね。
今日は文化財防火デーになります。
以下 文化庁のウェブサイトを要約すると、1949(昭和24)年1月26日に,現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂内部が炎上し,壁画が焼損したことより制定されました。原因は壁画保全の調査で暖を取っていた電気ストーブの漏電による失火ともいわれています。この事件を機に文化財保護の危機を深く憂慮する世論が高まり,翌1950(昭和25)年に文化財保護の統括的法律が制定されました。
その後文化財保護行政も確立するとともに,文化財保護思想の一層の強化徹底を図るための普及啓発事業の一環として,法隆寺金堂の焼損した日であること,1月と2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから,1955(昭和30)年に,1月26日が「文化財防火デー」と定められ,文化財愛護に関する意識の高揚が図られています。
法隆寺に訪れた際に、復元された壁画と焼けてしまった元の絵とを見比べた事がありましたが、貴重な文化財がこのような憂き目に二度と遭うことがなければいいなと痛感したのを覚えています。仕事柄日光東照宮をはじめ、文化財となっている所に訪れる機会も数ありますが、大切にしていきたいものですね。
今日はこの辺りで。最後までお読みいただきありがとうございました。