
130としごいのまつり
卒業アルバムと学校写真のエキスパート 一級写真技能士の田賀谷浩です。今回もお目通しいただきありがとうございます。
今日は何の日シリーズ(笑)。2月17日は祈年祭になります。訓読で「としごいのまつり」とも呼ばれます。
としは穀物、特にお米の美称、こいは祈りや願いを意味しています。春の耕作始めにあたり五穀の豊かな稔りを祈念する祭典です。 農耕が生活の中核だった時代には、穀物の豊作こそがまさに国の繁栄そのものだった事もあり、平安時代から既に全国の神社に幣帛(へいはく)が奉られるなど、国家規模の祭祀として我が国のお祭の中で最も重要な祭儀の一つでした。
戦後は国家的な祭祀では無くなりましたが、伊勢の神宮では旧来と変わらぬ形で執り行われているそうです。
米の流通不足が話題の昨今、今一度お米の有り難さを実感するべきなのかもしれません。
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