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070構図のはなし11(いい写真とは17)
卒業アルバムと学校写真のエキスパート 一級写真技能士の田賀谷浩です。今回もお目通しいただきありがとうございます。
繰り返し
同じ形や一定のリズムで同じパターンが繰り返されるとリズム感や統一感が画面に発生して面白い効果が生まれます。
前回の作例としてご披露した影の写真も繰り返しによる効果がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734564093-8hr0c3bdDARNuByez1tqnFHi.jpg?width=1200)
繰り返しの構図は分割や明暗対比などの構図と複合して表現される場合が多いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734564176-PIATjaDJr2LqOBgzlfGMoypc.jpg?width=1200)
形自体は異なっても一定のリズムで繰り返される主体に画面分割を組み合わせると面白い視覚効果が現れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734564454-3jmEWrVZ4UocheuKxXsYFqQ0.jpg?width=1200)
ほぼ明暗だけで繰り返される窓枠の対比に、色鮮やかな芝生と窓ごとに異なる外の景色が相まってリズム感が生じました。
ややもすると単調になりがちな主体をドラマチックな表現に使う事が出来る手法になります。
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