記録50‐1 そんな気持ちになったら、気楽になった


この間の大きな地震 本当に怖かった
緊急地震速報のアラート音を聞くたび頭が真っ白になってパニックに陥る
本当はすごく怖いし手足なんかはガタガタ震えるし 身体の中心から揺さぶられてるみたいに 視界が頭がグラグラする
そんな感情とは別に身体はパっと部屋の扉を開けたり 玄関を開けてとにかく脱出口の確保に動き出してた
本当はコレ揺れがある程度落ち着いて 安全が確保できてからするべき対応なんだけど とにかくそういう緊急時に追い込まれると勝手に体が動く

本来の対応は 揺れが起きて地震速報が流れた時点で自分の身を守る為に モノが倒れてきたり落ちてこない場所 もしくは机の下とか物が落ちてきても安全が確保できる所に移動してじっとしてる事が最優先行動らしいけど
それから扉開けたり ラジオやらテレビなんかで情報しいれたりね

それはともかく とにかく怖かった
停電したし ただ幸いな事に2時間程度で復旧した

10年前のあの地震のせいか 今日までほんとにちょっとした揺れとかに敏感になった
なんでもない日でもあのアラーム音が頭にこびり付いて スマホもテレビも何も反応ないのに 鳴っているような感覚に陥ってパニックになる あの音は鮮明に思い出せる
大きい地震が来るよ って知らせてくれるありがたい機能ではあるけれど 正直 もう2度と聞きたくない音

ネットで地震の情報調べてると 次いつ来るかわからないから怖いとか もう来ないでほしいとかそういうのを見かける
やっぱり思ってる事はだいたい同じなんだなと思いつつ
自分の抱えてる「不安感」との共通点を見つけた

地震と漠然とした不安を同じとは言い切れないけれど怖いことに変わりはないよね
自分の抱えてる「不安感」 ちょっとした音にすごく敏感に反応して 勝手に妄想を広げて怖がってる
例として適当かどうかはともかく 心霊スポット探検とかホラーゲームとかの動画 映像を見てると 風の音に 葉っぱが擦れる音とか そういう普段はなんでもない 環境音として処理してる音にすっごいびっくりしたり怖がったりしてるけど
それを日常的に体験してるような感覚

仕事している以上 たくさんの人と会話したり顔合わせたりする
1日の仕事がどう動くか 最初に挨拶で決まる
おはようございますといって 返ってきた反応次第で1日の雰囲気が変わる 
元気にかえってくれば とりあえずOK ボソッと返されたりシカとされるともう ピリッとする
人の感情に振り回されるから「人は人 私は私」って言えない
振り回されるというより 強く引っ張られる
イライラしてる人の横でニコニコしながら飯食えるほど神経図太くない

電話が怖い 知らない番号からかかってくる電話なんてもっての外
職場からかかってくる電話並みに恐怖を感じる

外を通る車に音にビビる
止まったりしたらもうパニック寸前になる
もしかしたら何か怖い人が家に押しかけて来るんじゃないかと
インターフォンの音が怖い
ヘッドフォンして外の音を遮断するのがこわい
自分の気付かないところで何かとんでもないことが起きてる気がして気が狂いそうになる時もある
でも外の音を聞きたくない でも耳を塞ぎたくないの板挟みにあう
人の声が怖い 誰かの話声が聞こえると何か悪い事が起きるんじゃないかと不安になる 悪口を言われてるんじゃないかと不安になる

不安なこと 怖い事ばかり
生きてるのが怖い けど死ぬのも怖い 年を取るのが怖い 

自分が今も生きてるのが不思議で仕方ない
よく生きてられるなぁと我ながら感心する

精神科へ通ってるけど 行くのも怖い
最後の砦 救いを求めていったら逆にとどめを刺された事が過去にあった
精神科医・心療内科医も人なのだから当然相性がある それは理解してるけど
周りの人間から理解されないこの恐怖と不安を打ち明けられるのは その道の専門家しかいないのに 薬飲んで寝れば治ると一蹴されたら

転職した関係で今まで持っていた保険証を返してから 約3か月ほど月1で通っていた病院へ行ってない
勢いで転職したから主治医にそのことを伝えてはいない
予約して毎回行ってたわけでも何日に来てくれともいわれていなかったから 自由に薬が切れるタイミングで通っていた

急に通院を辞めて 急に戻ったらどういう対応をされるのか
それはそれでまた不安になる
明日久しぶりに病院へ行く予定 だけど今から不安でしかない

無事に前と同じ対応をしてもらえるといいけど

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