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チョコ好き女子が、チョコレート会社の社長になった話🍫
schoo講師名:田口 愛
授業名:ガーナのカカオがチョコレートになるまで
田口さんはチョコが大好きで、大学生の時に軽い
気持ちでアフリカのガーナに旅行されました。
カカオ産地で
「私はチョコが大好きなので来ました」
と話しても、反応が薄かったそうです。
その理由は、
ほとんどの人がチョコを食べたことが無かったからです😨
ガーナの人たちは生活のために育てているだけで、収穫後は手から離れます。
田口さんがチョコを食べさせてあげると、
皆が「美味しい」とたいへん驚いたそうです。
チョコを1枚100円で販売したとして、生産地が受け取るのは、約3円だそうです。
雇用や賃金の面を考えても「生産地でチョコを作る」ことが必要だと、田口さんは強く感じました。
田口さんは在学中に、ガーナにチョコレートの生産工場を作りました。
チョコレート菓子ブランド
MAAHA CHOCOLATEを立ち上げ、
チョコレート会社の社長になりました。
現在26歳です。パワフルすぎます‼️
カカオは、1月から5月に収穫されるフルーツです。
チョコはカカオの種から作ります。
種の周りの白い部分は、そのまま食べられます。
「カカオパルプ」といって、すりつぶし、ジュースやアイスにして販売します。
「カカオニブ」は、すりつぶすとカカオ100%のチョコになります。
70%や90%で販売しているチョコはかなり苦いですが、本来は苦くないそうです。
焙煎の焦げなどが関係しているようです。
カカオから絞った油を
「ココアバター」といいます。
ホワイトチョコに使われます。
茶色の色がつかないのは、カカオの油だからです。
チョコの残りかす、油を縛った後の状態が
「ココアパウダー」です。
油が含まれると水と分離してきれいに溶けません。
油を縛った後のカカオが飲み物にはピッタリです👍
カカオは昔は薬として使われていたそうです。
チョコは、栄養たっぷりのスーパーフードなんですね🤩
田口さんの作っているこだわりのチョコは、
JALファーストクラスデザートにも採用されたことがあるそうです💕
温暖化の影響でカカオは不作続きで、チョコの値段は急激に上がっています。
いつかカカオ不足で、チョコが食べられなくなってしまうかもしれません😢
生産者を助けてあげたいから買うのではなく、
各農家のこだわりを見て、興味をもったら買ってくれるのが嬉しいそうです☺️
スーパーやコンビニでも地域別のチョコが並んでいますので、食べ比べてみたいです。
チョコレートコーナーを見るのが楽しみになる
お話でした♪