#金子租税法読むぞう
この試みについて
会計専門職大学院で心残りが多い経験をしたため、再度金子宏生前最後の第24版を頭から通読します。
租税法におけるバイブル的な存在で、2022年8月に永眠された金子宏名誉教授生前最後の版です。通称、「院免」と言われる大学院で租税法を取り上げた修士論文を執筆し、国税庁の審査を通ることで税法2科目免除が認められる制度で引用していない論文は審査を通ることがないと思われるほど重要な位置を示す書籍です。
すすめかた
院在籍時は「租税法総論」と言われる基礎・入門的な講義で1~3か月で通読を課されていた書籍ですが、自分でもしっかり読み切った記憶はなく、理解もし切れているとはいいがたく、再度世見直しをしたいと常々思っていました。
およそ1000頁に及ぶため、3か月をめどに考えると11~33頁/日のペースで1~3か月で読み終わる計算です。
しかし、基幹税である法人、所得、消費税法等の範囲の除けば軽く読み飛ばしてもよい範囲があるため、当時の講義などを想起しながら学習のティップなど学んだことをこれから院を目指す方、現在院で頑張られている方の学習の補助になればと思い少し触れたいと思います。
興味を持たれた方はぜひ我が母校で同じ辛…ごふごふ苦労を経験し分かちあおうではありませんか。
運用方法は私が敬愛し参加させていただいているさのちひろさんの原著通読会を参考にさせていただきました。英語を学びたいという方、ITに興味のある方は是非一度さのさんのSpaceにご参加ください。行動力のある方はとても刺激になります。
■原則
平日 20:00~20:10の10分間
■開催方法
X(旧Twitter)にてSpace放送
情報を租税法に絞るため、租税法専用アカウントにて配信いたします。
■開催方法
・仕事等の理由でお休みする際は当日中に事前に告知
・全体像をつかむため、租税法入門第7版から読むことも検討中
※実際に私が院の入試を受ける前に何回も読んだ書籍です。
・「一読難解、二読誤解、三読解釈不能」といわれる税法のため、まずは1回読み通すことを目標にする。
・個別税法に差し掛かったら、基本判例とよべる演習や事例研究で取り上げられがちな判例について少し触れる(通読10分のうち数分程度なので認識してもらう程度が限界とみている。)
Space録音
Spaceの録音を、適宜開催後に貼りつけていきます。
すべてではありませんが、本の中身をSpaceでがっつり読む範囲もあるので、弘文堂さんに怒られたら租税法のさらなる発展のためにかみついてみます…いえ、お願いしてみます。
なにぶん、本人が雑多な性格なので、租税法については上記のSpaceを開催するアカウントにまとめるように努力いたします。