SaaSの「豊かさの時代」の終焉
2010年の金融危機以降、SaaS業界では、成功のために「ボトムアップ型」「製品主導型」の営業手法を採用する企業が急増しています。また、大企業では、AsanaとPR TimeのJoot、BoxとDropbox、JiraとSlackなど、異なる部署が同じ目的のために異なるソフトウェアツールを使用することが一般的になってきました。
この傾向は、歴史的に大企業の運営予算に占めるSaaSツールの割合が小さかったことも後押ししている。さらに、SaaSツールの導入による初期の生産性向上