ちいさなジャム工房ができるまで(4)Schneehoppliという名前は
「なんて読むんですか?」
「どういう意味?」
と、聞かれることの多い Schneehoppli
ジャム瓶の蓋についているイラストの白いこやぎの名前が、Schneehoppli (シュニーホプリと読みます)なんです。『ハイジ』に出てくる、まっしろなこやぎの名前。日本語だと「ゆきんこ」とか「ゆきちゃん」と訳されていることが多いです。
ドイツ語で、Schneeは雪、hoppelnはピョンピョン跳ねる。跳ね回る白い雪=ゆきんこ くらいの意味でしょうか。
当初、白やぎコンフィチュールという名前にしようと考えたのですが、なんだか似たような名前のお店もあるので、ほかにはない白やぎっぽい名前にしよう...と、やぎのゆきちゃんのお名前を借りることにしました。
アルプスの山の広々とした草地で、のんびり草を食み、元気にはねまわる、まっしろなこやぎ。この可愛いらしいヤギのゆきちゃんのイラストは、友人が開店祝いにと描いてくれました。ジャム屋さんらしく、りんごのマーク入ったロゴも作ってくれました。
ジャム瓶の蓋に貼れる大きさのシールにしたのが、これです。本当に、私のイメージどおりに作ってもらえて嬉しい。
そして、色とりどりのジャムの瓶が並んだ素敵な写真は、写真を勉強している友人が撮ってくれたもの。いろんな人に支えられて、シュニーホプリの今が、あります。
日々のジャム作りの話は、(5)に続く。