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『二時間だけのバカンス』ちょこっとレビュー
頭の中で歌詞をなぞっていた時、ふと、あることに気付きました。
優しい日常愛してるけれど スリルが私を求める
ここって
(私が)優しい日常を愛してる
(私が)スリルを求める
となるかと思いきや後者に関してはスリルが主語になっています。そのあとの歌詞はこう続く。
家族の為にがんばる 君を盗んでドライヴ
全ては僕のせいです わがままにつき合って
スリルの正体である「僕」目線になるわけですね…。
まるで映画のように滑らかな場面転換を施す言葉のテクニックに今更気付いてしまい、その美しさに心底震えてしまいました。