
【初見実況風】ゼロ・トレラント・サンスイ【感想】
はじめに
この記事は「もしもニンジャスレイヤーを知らずに生きてきた世界の今の俺が、ゼロ・トレランス・サンスイを実況したら」を想定した、初見実況風感想記事です。if次元(マルチバース)の俺が書いているというわけです。
決して初めて読んだ時の気待ちを再現している記事ではありません。最初はそのつもりでしたがそのころのことなんて覚えてないし、無理に無垢なキャラを作るとあまりにわざとらしすぎるのでやめました。「翻訳小説としての噂を話には聞いている」程度の設定でいきます。
あくまで実況という体なのでひとつの記事としては支離滅裂です。ノリがウザいのは何も考えてないときのテンションになってるせいなので勘弁してください。例えに出す知識が偏ってるのはそういう教育を受けたためなので堪忍してください。何言ってるのかわからないときは逐次ググってください。ときどき「実は知ってるだろテメエ!」と思える感想が見受けられますが、マルチバース間で記憶が混線するのはよくあることなのです。
ニンジャスレイヤーは初心者と重篤ヘッズの"作品常識への理解格差"が特に大きい作品なので、読み始めた頃の感覚を思い出してみようという目的でもあります。この記事から重篤ヘッズのひとも自分はどうだったか改めて思い返してもらえるとやった甲斐があるというものです。
◆実況開始◆
ニンジャスレイヤー第一話「ネオサイタマ炎上」より「ゼロ・トレラント・サンスイ」
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
ネオサイタマね。わかるよ、ネオトーキョーとかネオカナダとかのあれだろ?ワカル。ネオってつくだけで近未来感醸し出すよな。でもなんで埼玉なんだろう?東京はAKIRAだし、千葉はニューロマンサーで既出だし、隙間を狙ってるのか?
(これまでのあらすじ) ソウカイ・ニンジャズの手練れ、ミニットマンとイクエイション。ニンジャスレイヤーを待ち伏せた二人のうち、イクエイションは真っ二つにされて絶命した。しかしミニットマンはパートナーの死と引き換えに、ニンジャスレイヤーの正体に迫るチャンスを掴んだのだ。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
噂の第1話からの「これまでのあらすじ」がこれかァ~~ッ!ギャグ漫画とかだと、知らないあらすじから開幕大変なことになってる回がわりとあったりするじゃん。それを海外小説がやってるんだからすごいよな。でも考えてみれば…古いアメコミには表紙ページにやたらと何十行も長文であらすじが書いてあることあるし、そういうノリなのかもな?
ソウカイってのはなんだろう、爽快はちょっとないよな。いまソウカイって打ったときの予測変換に総会って出たけど、これっぽい気がしてきた。組織感があるし。
ミニットマンとイクエイションってのがニンジャの名前か。わかるよ、モータルコンバットのノリで名前付けてるな?ワカル。アメリカ人はアレ大好きだもんな、グロいから(偏見)!真っ二つってのもアレのフェイタリティのノリだろう。縦向きか横向きかはわかんないけど。モータルコンバットくらいグロい小説と考えていいのかもしれないな。俺グロ耐性ないほうだけど、あれくらいのグロなら耐えられるよ多分。
ニンジャスレイヤーはタイトルにもなってるから主人公なんだろうけど、ここまではミニットマン寄りの視点で書かれてるな。ニンジャスレイヤー視点の話では無くて、ニンジャスレイヤーに遭遇した奴を主人公に置いて、間接的に語らせるタイプの小説なのかな?モンスターが主役の作品はそんな感じだよな、モンスターがタイトルになるっていう。
ぞっとするほど冷たいコンクリートの感触を全身で味わいながら、ミニットマンは十年前の「戦争」を思い出していた。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
コンクリートの冷たさで思い出してるってことは、「戦争」はベトナムとかじゃなくて市街戦なのかな。舞台が近代ってことはわかった。ネオって付いてるんだからそりゃそうね。
敵地の真っ只中で、彼の部隊は母体に裏切られた。トカゲのシッポのように、捨てられたのだ。生き残ったのは彼とイクエイションただ二人。あのときもこうして、冷たいコンクリートに身を横たえ、じっと待ち続けていた。そしていま、彼の横にイクエイションはいない。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
忍者は足手まといに厳しいもんだからな、カムイ外伝読んだからワカル。作者は忍者わかってるよこれは。
ミニットマンの体を雨がしとどに濡らす。おお。おお、イクエイション。しかしこの雨は天の計らいだ。ニンジャに涙は許されぬのだから。ミニットマンは目を閉じた。脳裏に浮かび上がるのは、イクエイションの絶命の瞬間である。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
おお。おお、って…イクエイションとは相当……深い仲だったみたいっすね?しかし、ニンジャに涙は許されぬのか。ニンジャはみんなこういう誇りというか、共通の掟みたいのを持ってるのかな。ソウカイ・ニンジャズの頭領が許さないとか。ゲルショッカーの掟みたいな。
「サヨナラ!」イクエイションはそれだけ言うのがやっとだった。ハラキリの時間すら与えられなかった。ニンジャスレイヤーの無慈悲な一撃は、バイオ・ケブラーでくまなく覆われたイクエイションの体を、脳天から爪先にかけて、両断したのだ。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
別れの言葉がサヨナラってカッコイイじゃん…。ここは言語版だとローマ字でSAYONARAになってるに違いない。
ニンジャは負けて死ぬときはみんなハラキリっつーか切腹するシステムなのかな。それを邪魔するとはニンジャスレイヤー相当嫌なやつだな。礼儀がなってない。
ケブラーってなんだっけ?(ググる)…ああ、あの黄色いゴワゴワした素材か…バイオっていうんだから自然に還る素材とかなのか?バイオってだけでSFっぽさあるよな、バイオブロリーみたいな。
真っ二つの向きは縦だったみたいだ。ニンジャスレイヤーは剣でも使うのかな?ニンジャだからカタナか。そもそも人間かすら分かってないから爪だったりしてな。
許さぬ。そして、安らかに。....ミニットマンは顔を上げた。彼が生存したのは、イクエイションにすら明かさなかった秘密のジツ。「マッタキ」によるものだ。ニンジャスレイヤーはミニットマンを死んだものと取り違え、去ったのだ。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
ジツ出た!ニンジャっぽい!死んだふりしてるだけだけど。マッタキってのは何だ?「全き」かな。パッと見マツタケみたいだな。こんなふうに作者が無理に日本語使ってみてるノリが海外小説の醍醐味だよな!
その判断の誤りを、死をもって後悔させてやろう。...ミニットマンは、うつ伏せの姿勢から、匍匐前進を始めた。コンクリートに残る生体反応を辿り、目指すは、ニンジャスレイヤーの.....アジトである。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
仇討ちか、よっぽどイクエイションとナカヨシだったんだな。生体反応ってのは機械で感知できるものなのか、オカルトな気配なのか気になるところだ。ニンジャスレイヤーはアジトがあるみたいだからモンスターじゃなくて知能のある人間と思っていいのか?
ミニットマンの匍匐前進は、いまや最高速をマークしていた。彼の匍匐前進速度はチーターに匹敵するとされる。生体反応をトレスすること二十分。ついに彼はニンジャスレイヤーの後ろ姿を、とらえた。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
匍匐前進のまま追いかけるのかよ!実写化するなら早送りでチャカチャカ超高速ダッシュしてるように見える編集になってるところだな。いま頭の中に「鉄男」のラストの道路走りまわるシーンみたいなイメージで浮かんでるわ。すごいフレーム飛ばしてる感じ。
匍匐前進ってのがウケ狙ってないギリギリのバランスで良いな。これがブリッジとか逆立ちとかだったら全然リアリティなくてシラケるけど、匍匐前進ならニンジャ感あると思う。作者はおもしろ半分じゃなくて真顔でかいているのがわかる。
「アタマ・ストリート」。屋台が所狭しと道を塞ぎ、防金属流子トレンチコートに身をつつんだ求職者が首をすぼめて縦横に行き交う大通りを、ニンジャスレイヤーはまっすぐに抜けていく。それを追うミニットマンの匍匐。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
日本語と英語の合体キタ!こういうのはどっちかの言語に寄せると自然になるもんだよ。たとえば、「頭通り」「ヘッド・ストリート」…ほら自然……。それにしても治安が悪そうだ。防金属流子ってなんだろう。
大通りを匍匐前進するのかよ!蹴られたらどうする!いやチーターなみの速さだから大丈夫なのか。むしろ蹴った方の足がヤバイな。
ニンジャスレイヤーは地下街へ降りていく。ミニットマンは距離をおいて彼に続いた。匍匐では階段を降りられないので、ミニットマンは中腰の姿勢をとった。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
そこは律儀に匍匐やめるんだ?そりゃ無理だろうけどさ…。作者のこだわりどころなんだろうな。リアリティー。
地下街通路を歩きながら、ニンジャスレイヤーはどこからかトレンチコートを取り出し、羽織った。さらにズキンの上からハンチングを被る。ミニットマンはその手際のほどに唸った。これでもう、彼の出で立ちを気にかけるものなどいなくなる。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
ニンジャスレイヤーは人間確定。そりゃそうか。頭巾を被ってるってことは、こいつもニンジャみたいだ。流石にドロボウみたいな頭巾ではないだろうし…。でも服の隙間からニンジャっぽい部分見えちゃうんじゃないの?気にかけるものはいなくなるッて断言されちゃあそうなんだろうけど。
逆にミニットマンは、自身の格好がいまだニンジャスーツのままである事に思い至った。衆目の中でこの出で立ちはベストとは言えない。彼は地下街の壁に寄りかかる浮浪者のボロを無慈悲に剥ぎ取った。ネオサイタマの大気に無防備に晒されれば、哀れな浮浪者は24時間以内に死ぬだろう。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
あーあ、ミニットマンは良いモンじゃないのか、残念だな…お前羅生門読んだことないのかよ。対するニンジャスレイヤーは正義の味方、って単純な構図でもない気がするけど。
潰れたブティックの鉄格子や、薄汚いマガジン・スタンド、違法な回路基板をおおっぴらに並べた店、蛍光色のスプレーで「バカ」「スゴイ」など、悪罵を極めた言葉をペイントされたシャッター......死んだ空気をかきわけ、ニンジャスレイヤーはサッキョー・ラインのホームへ歩いていく。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
いかにもヤバイ裏路地って感じだ。「バカ」と「スゴイ」が悪罵の極みなの?作者は日本語版の四文字言葉のたぐいだと勘違いしてるのかな。サッキョーってなんだろう。埼玉の鉄道に実際にあったりするのかな。札幌交響楽団ではないよな。
ニンジャスレイヤーがゲートをくぐってから一分置いて、ミニットマンも構内へと足を踏み入れた。ゴミが所狭しと床に堆積した不潔な空間であるが、この駅の利用者は決して少なくない。無気力なゾンビのようなサラリマンをかきわけ、ミニットマンはニンジャスレイヤーの尾行を続ける。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
サラリマンはサラリーマンのことで合ってるよな?この世界の日本もサラリーマンがゾンビみたいなのは現実と同じみたいね。
やがてホームに鉄の塊が走りこんできた。竣工当時は銀色に光っていたであろう電車のボディも、今やグラフィティの餌食となっている。「アソビ」「アブナイ」「ケンカ」......。重苦しいサウンドを響かせ、ドアが開く。ミニットマンはニンジャスレイヤーの隣の車輌に乗り込んだ。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
こういうカタカナも英語にするとグラフィティなら普通だったりするんだよな、これが「Play」「Dangerous」「Brawl」なら全然変に見えないでしょう。すげー真っ当なこと言ってるぞ俺。
「カスガ」駅では大勢降りたが、ニンジャスレイヤーは動かなかった。「センベイ」駅でもだ。この電車はエクスプレスだ。限られた駅にしか止まらない。終点まで行くつもりか?
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
いやセンベイはちょっと…。作者は煎餅が食べ物って知ってるのか?それとも則巻千兵衛みたいな人名なのか…どのみち駅名っぽくはないけど。そういやオードリー春日が流行ったのってこの時期だっけ?もうちょっと前?
「バカな!」だが、慌てるな。生体センサーが道を示してくれる!ミニットマンは網膜に映し出された二次元レーダーを確認した。ニンジャスレイヤーを示す赤い点はほとんど動いていない。と言う事は....「上か」
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
二次元レーダーから上下の位置関係を判断するのプロって感じでカッコいい。さっきやってた生体反応ってのも網膜に写ってたのかな、すげーSFしてる。
ミニットマンは窓枠を乗り越え、電車の側面から上へよじ登った。トンネルの壁面に走行音がごうごうと反響し、風圧が襲いかかるが、ニンジャにとって、この程度の動作はウォームアップですらない。ミニットマンは隣の車輌上の人影を見据えた。ニンジャスレイヤーは腕組みして仁王立ちになっていた。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
腕組み仁王立ちのガイナ立ちで待つってのが余裕を見せつけてて性格出てる。実際ここまでに相手をする機会はいくらでもあったんだろうに。
「ドーモ、ミニットマン=サン。ニンジャスレイヤーです」風に乗って、ニンジャスレイヤーのアイサツが届く。ミニットマンは怒りに震える手を合わせ、アイサツを返した。「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ミニットマンです」
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
ニンジャスレイヤーは敵に敬語を使うのか!?とおもったらミニットマンもやってるわ。作者は日本人が誰に対しても丁寧に挨拶するものと思ってるんだろうか…。ドーモってどういうテンションで読めばいいんだ?カタコトかな、それとも朗らかな感じかな。カタカナだから変なだけで、普通に日本語の自然な読み方でいいのか?声がついたらわかるかな。
再戦である。ニンジャスレイヤーがおそるべき手練れである事は身に染みてわかっている。この間合いで最も注意を要するのは、スリケンをガードさせておいての飛び蹴りだ。それさえやりすごせば勝機が見える。スリケンを撃ち落とし、飛び蹴りをブリッジで避けるのだ!
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
スリケンは手裏剣だろうな。さっきからなんとなく感じてたけど、翻訳の人は作者がローマ字で書いてるところは極力カタカナで訳すタイプなんだろうな多分。
ブリッジで避けるってどういうこと?と一瞬思ったけど、思い切りバッと後ろに反るイメージか、ニンジャなら余裕なんだろう。最近のモータルコンバットはスーファミのやつより操作性上がってるみたいだしな…。
ーー戦いは一瞬で決着した。ニンジャスレイヤーがミニットマンの胸から右手を引き抜く。手の中でまだ蠢く心臓を無感動に一瞥したのち、彼はそれを握りつぶした。電車がカーブにさしかかる。ミニットマンが叫んだ。「バンザイ!」電車から振り落とされながら、彼の体は爆発四散した。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
この1ツイートの中でミニットマンの主観感覚が圧縮されてるようなスピード感スゴイなあ…グワッと来るニンジャスレイヤーがコワイ。結局一撃も返せずやられちゃったか。
心臓つぶすとかやっぱりグロいな!完全にモータルコンバットだわ。あるいはサムライスピリッツの絶命奥義。
バンザイ!って危険なネタだなぁ、バンザイアタックかよ。まあキャプテンサワダもやってるし良いのか。ミニットマン爆発しちゃったけど、仮面ライダーの怪人かお前は。
ニンジャスレイヤーの頭上には赤い満月が浮かぶ。鎮守の森の奥、彼の歩みの先には、小さな堀で囲まれた庭園がある。ネオサイタマにはおよそ不釣り合いな、神秘と静寂が支配する空間だ。ニンジャスレイヤーはゆっくりと、おごそかに歩を進める......。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
月が赤い世界なのかな?それとも雰囲気だしてるだけなのか。ミニットマン死んじゃったからすっかりニンジャスレイヤー視点に変わってしまったな。主人公してたのに小悪党になって終わっちゃったなあ。
ああ、しかし、見よ!彼の背中を!そこに小さく張り付いた金属のカケラを....!爆発四散したミニットマンのカケラである。ホタルのように弱々しい明滅を繰り返すそれは、いったい何をニンジャスレイヤーにもたらそうと言うのか......?
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
見よ!って地の文テンション高いな!前からセリフっぽい部分あったけど、ミニットマンの独白が混じってるせいだと思ってた。このテンションの高さはあれだよな、アメリカの昔のラジオドラマのナレーション的な。falloutのラジオにもそういうのあったじゃん。
※参考資料(多分パブリックドメイン)
ミニットマンのカケラというのは比喩表現でいいよな、ミニットマンが実は全身発信器だったりしないよな?ニンジャスレイヤーは超然的存在かと思ってたけど、意外とこういう罠に引っかかるんだな。
それは、偶然であったろうか。それとも、ミニットマンの怨念か、執念か。金属片は微弱な信号を何者かに発信し続ける。そして我々は、信号を受信するその男を、知っている。上空70メートル、VTOLの上に直立し、左耳に手を当てるそのニンジャを......!
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
我々は知っている。って言われてもゴメン知らない…。ニンジャスレイヤーも電車の上に立ってたし、VTOLの上に立つのもニンジャには普通なんだろう。
「目標を捕捉した」感情のこもらぬ呟き。それに答えるくぐもった通信。沈黙。再びニンジャは呟く。「いや、必要無い。900秒後に交戦を開始する」無線を切ると、ニンジャはVTOLの機上から、ゆらりと身を躍らせた。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
えーと900/60だから…15分って言えばいいのに。几帳面系キャラか。
自然公園めがけて垂直に落下するニンジャ......フジオ・カタクラ、またの名をダークニンジャは、死闘の予感に何を思うか、メンポの奥で、静かに目を細めるのだった。 (「メナス・オブ・ダークニンジャ」へつづく)
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) July 24, 2010
飛び降りで終わるのが洋ドラっぽくてカッコイイ。カメラの正面にどアップがグワッ!って感じ。
ダークっつってるしこいつがニンジャスレイヤーのライバルキャラでいいんだろう。フジオ・カタクラって名前は漢字だと片倉富士男とかになるのかな。あんまりニンジャっぽくないけどアメリカ的にはカッコいいんだろうな。富士山のフジだし、カタクラの字の形はカタナっぽく見えるし。次のメナスオブ~でこいつと戦うんだな、よしよし。
メンポってなんだろう?(ググる)忍殺の画像しかでないわ…ああ、面頬のことか。武田信玄のしか思い浮かばないけど、モータルコンバットのサブゼロとか、タートルズのサワキちゃんのマスクみたいなやつかな。
あれ?ニンジャスレイヤーのセリフ挨拶しかなくない?あとアイエエエの小説って聞いてたけど、言ってなくない?
◆感想◆
何回読んでも発見があってスゴイ。