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一介の組み込み開発技術者。 余分な思考を外に放り出したいときに書くぐらいの運用方針で行ってみようじゃないか。

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一介の組み込み開発技術者。 余分な思考を外に放り出したいときに書くぐらいの運用方針で行ってみようじゃないか。

最近の記事

何だよ、意外と書けるじゃねえか 補足

 つい先日、こんな記事を書いたわけだが、それについて補足実験的な話をする。  記事の中で「プロンプト一発で文章生成は厳しいよ」てなことを話した。  が、一応、抜け道的というか「いやまあ、出来なくもないけど出来てるって言えるか?」的な方法を紹介したいと思う。  やり方は簡単。  自分で書いた文章に添えて、「この文章を生成するプロンプトを教えて」と、生成AIさんに質問すれば良いのだ。  実例を示そう。  前回の記事の最後で紹介した、ChatGPTとの議論を踏まえて生成させ

    • 何だよ、意外と書けるじゃねえか

       久々に生成AIネタでも一つ。  未だにブームの最中にある生成AI。そろそろ過剰な期待期のピークも過ぎ、次に幻滅期に移行した時の皆様の動向を楽しみにしている今日この頃です。  基本的にChatGPTとは一人会議する使い方しかしていないのですが、ちょっと思いついてnote記事でも書かせてやろうかしらと色々とやってみた。  と言うか、一人会議の内容がそこそこ貯まったので、何らかの形で放出できないかと画策したのだ。  思った以上にそれっぽいのが出来たので、以下に掲載する。  

      • 読書にはレベルがある

         普段どこまで考えてますか?というテキストの続き。  まあ、これはどちらかと言えば実用寄りの読書に関する話で、純然たるエンタメ書籍や時間つぶし系書籍に対する読書には適用しなくて良い。  読書にはレベルみたいなものがある。  ここでのレベルというのは、その書籍自体の難解さとは別軸のもので、本を読む側の目的という軸でのレベルを指し、凡そは段階的に上がっていくものとする。  とは言え、何冊読めば段階が上がる、というような判りやすく色分けされたものではなく、グラデーション的に変化

        • 普段どれくらい考えてる?

           「考える」という言葉こそ簡単だが、特にインターネットという代物が絡むと、実践するのは途端に難しくなりますよ、という有り触れた話を展開してみよう。 1.前置きとしての問いかけ さてまずは、話を展開する上で、考えるという目に見えない行為を「視覚的にイメージしやすい物理的な運動行為」に例えてみよう。  ここでは泳ぎに例えて、考えるという行為を以下のように定義しておこう。  10の距離を泳ぎ切ること  さらにイメージしやすくするため、略図にしてみようか。  泳いだ距離=考え

          麻雀ルールを肴に、外野が無責任にだらだらと語る

           Mリーグを観始めて3シーズン目ともなると、いくら何でもさすがに我に返るタイミングが増えてくる。  「推し」とか言って無邪気にハシャげない面倒くさい人間なので、さすがにそろそろ途中で観るのをやめる日が増えてきた。  これを単に「飽き」と言ってしまえばそれで終了なのだが、ここで少々そのメカニズムを考えてしまう。ほら、やっぱり面倒くさい人だ。  理由としての一番は、やはり先に「我に返る」と書いたのは伊達ではなく、「何でこんな長い時間、クジ引きを見てるの俺は」と感じるタイミング

          麻雀ルールを肴に、外野が無責任にだらだらと語る

          我々はまだ、真のドラクエ1リメイクに出会えていないのではないか

           まず第一感で何言うとんじゃい、と思われる方も多いだろう。  ドラクエ1のリメイク作なんぞ、SFC時代から数えても過去何本もリリースされている。  今回言いたいのは、そういう表層的な話ではない。  むしろ、何本もリリースされていると言うのに、オリジナル版から全く手が入っていない部分について、ちょっと語ってみたいと思う。  念のため言っておくが、あくまで仮説、である。 過去にリリースされたドラクエ1のリメイク作 最初に軽いウォーミングアップがてら、過去にリリースされたドラクエ

          我々はまだ、真のドラクエ1リメイクに出会えていないのではないか

          ChatGPTとの対話からコミュニケーションを考えてたらSFに飛び火した話

           ChatGPTネタが続いているが、まあひとまずは今回まで。  使ってみて、なるほどと考えさせられた内容は大体吐き出し終わる。  元々は2つ目に書こうとしてボツらせた内容の書き直し。  まあ、それほど長くはならないつもり。  【執筆後追記】  ・・・だったのだが、誠に遺憾ながら「つもり」で終わった。 【ベクトルだってさ】 自然言語処理の裏側の仕組みとしては、そういうことらしい。それ以外にも使われてるらしいが、ここではこっちをメインに言及する。   要は、会話に登場した

          ChatGPTとの対話からコミュニケーションを考えてたらSFに飛び火した話

          ChatGPTが文章を書いても、人間のミッションは残るよなあ、という話

           ChatGPTネタです。一回別なのを書いたが、あまりにも垂れ流しが過ぎたので没にした。よって、今回は軽めに行ってみる。  noteを見てると、ChatGPT祭りという状態になっておりますが、そういった記事を散策しながら思ったのは、 「ChatGPTが文章を書いても、人間の仕事は残るよなあ」 ということだ。  別にこれはChatGPTの生成する文章の正確性だの何だのという話がメインではない。もちろん、それも絡んではくるが、ちょっとレイヤーが違う。  残る仕事は二つ。厳密

          ChatGPTが文章を書いても、人間のミッションは残るよなあ、という話

          ChatGPTと議論した話

           前回はBing AI面白いな、という話をしたのですが、  今回はChatGPTです。  前回の教訓を踏まえて、ChatGPTを使ってみたところ、面白い可能性を感じたという話です。 やっぱり辞書じゃない 即物的な答えを知るために使うのは、ChatGPTの10%も使えてないんじゃないかというのが第一感。  即物的な答えが欲しければ、普通に検索した方がよろしい。使い方が違うのだ。万能の必殺技ではない、ということを知るところからが、まさにAIリテラシーというものではないだろう

          ChatGPTと議論した話

          Bing AIに麻雀ネタを尋ねてみた

           まあ、ここ最近HOTな話題となっている、AIチャットというやつに触れてみた。ChatGPTが話題だけど、そっちではなく、Edgeに搭載されたBing AIの方ね。    AIで麻雀ネタと言えば、まあほとんどがNAGAとかいうAIさんで、用途は打牌についてであるから、じゃあ本稿もBing AIに打牌のことを聞いてみたのかというと、そんな話ではない。  単純に、文章生成ネタとして麻雀ネタを指定してみました、というもので、と言うか、打牌をどうこう言えるほど麻雀に詳しいわけでは

          Bing AIに麻雀ネタを尋ねてみた

          Mリーグにおける運の扱い

           最初に言っておくが、別に「運か実力か」という話をしたいわけではない。書き手のスタンスとしては「運も実力も」としておく。  さらに、「特定選手の運がどうこう」という話をするわけでもない。  そういうことよりも少々抽象的に、Mリーグという麻雀対局番組において、「運」というファクターをどのように扱っているのか、という話を展開したいと思う。  「番組において」であるから、これは麻雀そのものに相対している選手のみならず、実況や解説を含めた話になる。 観ていると、大体こんな感じ Mリ

          Mリーグにおける運の扱い

          主には競技麻雀についての、にわかによる素朴な疑問

           さてさて、どうしたものかとしばらく考えたが、脳のリソースを部分的にでも占有し続けているのは日々のためにならないので、ここでビチャビチャとアウトプットしておく。  まず最初に、これは麻雀界隈に縁もゆかりもなく、麻雀放送対局の存在はぼんやりと知ってはいたものの、マトモに視聴しはじめたのは昨シーズンのMリーグから、というにわかによる素朴な疑問テキスト(スーパー余計なお世話発言)である。  ちなみに、雀荘などは一度も行ったことがないし、実物使った麻雀も20年ぐらい前が最後で、普段

          主には競技麻雀についての、にわかによる素朴な疑問