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卒業。


金沢大学人間社会学域学校教育学類英語教育専修、卒業しました。

学費と生活費を全て自費で賄った4年間。

そんな4年間を振り返ると、楽しい思い出は正直ほとんどなくて、辛い・しんどい・キツいなどの否定的な感情ばかり浮かんできます。

週7〜8でバイトしていた1年と2年前期、地元が被災してボランティア活動に追われた2年後期、コロナ禍とそれに伴う学費運動に奔走した3年、鬱で通院して就活どころか生活もままならなかった4年。

何のために大学へ進学したのかを自問自答し続けた4年間でした。死にたいと何度思ったことか。実際、何度か未遂するほどに追い込まれました。

それでも、得たものはあって、例えばTwitterでの多様な界隈との繋がりであったり、本を出したことだったり。

その僅かな巡り合わせに幸せを感じ、その貴重さを学んだ4年間でもありました。

山本先生にも言われたし、自分も薄々勘づいてはいたけど、多分、俺はそういう星の元に生まれたのだと思います。

それでも、やはり、「幸福」は訪れる。

久保先生がおっしゃるように、ふとしたチャンスに降り落ちてくるものかもしれない。
ドアをノックするように、自分からアプローチしなくてはいけないのかもしれない。

もしその時が来たら、どんな些細なことでも幸せを感じ取れるように生きたいと、そう思えるようになった4年間でした。

ひとつだけ、自信を持って言えるのはこの4年間で、俺は新しい「場」に立てたということです。

他者から批判されることは学びになると同時に怖いものでもあります。
それでも、対等に、「他者の合理性に配慮」した議論をする場です。

「普通」が指し示すものはひどく曖昧ですが、あえてその言葉を使うなら「普通」ではない大学生活を送ってきました。

とても特殊な経験をした4年間。だけど、「大学に進学して、本当に良かった。」そう思える4年間でした。これが4年間の自問自答への答えです。

最後に謝辞を。
よく一緒にいた4人には本当に元気づけられた。いつもやかましい()くらいに元気な人たちがいたおかげで、自分も元気をもらってました。

えいごせんしゅー。のみんなは、俺から見たらみんなキラキラしてた。正直なところ、そのキラキラさに妬みを感じたこともあった(ルサンチマンですね)。だけど、ひたむきに頑張る10人は見ていて楽しかった。僕の学生生活の中で楽しかった思い出の多くは皆さんが楽しそうにしている光景を見ていることでした。

そして、長野吉田サッカー班時代からの縁である奴ら。
俺がどんな状況にあろうとも変わらず接してくれた君たちには、感謝してもしきれない。いつか酒奢らせてくれ(普段は絶対に言わないし書かないけど。どうせこんな長文を読む暇人はいないと思っているので。)。

改めて、卒業しました。
お疲れ、俺!

#金沢大学

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