コロナ禍の学生運動に思うこと
コロナ禍の学生運動で「#大学生の日常も大切だ」を扱ったSNSのデモが行われた。確かに彼らの主張は道理が通っており、理解はできる。だが、私はこのハッシュタグに抵抗を感じてしまうのである。
コロナ以前から、私の「大学」生活は存在していなかった。週8〜9バイトを行っていた時期や無賃労働をさせられていた時期など、私の生活は全てアルバイトに奪われていた。大学生の日常として掲げられた学生生活像は、私にとっては夢物語であった。コロナ前からそのような学生生活は送れていない。彼らの主張は贅