On The Table, September
小さな不便と妥協
茨城県へ戻ってきた。
例えば、日清のお好み焼き粉が近所のスーパーにないこと。近所でサクッと食べれるおいしいお店を全然知らないこと。哺乳瓶を洗うための柄のついたスポンジがないこと。娘の食べる分だけ料理するときに大きいフライパンしかないこと。いろんな日用品の備蓄が把握しきれていないこと。調味料類の買い直しが必須のこと。布団の管理が大変なこと。洗濯機や排水溝など、長期間放置していたツケが恐ろしいこと。
二拠点生活をすると、小さな不便を日々感じる。痒いところに手が届かない。
フードコートワンダーランド
今年、はじめて短編小説というものを書いてみたのだけれど。これがなかなか楽しくって、いつか書きたいなというネタがいくつかある。そのなかの一つが、「フードコートまんだら」、イメージ的には有川浩さんの阪急電車のフードコート版のような、原田ひ香さんの食べ物小説のような、そんなジャンル。
子どもを産むまで、フードコートとは無縁だったのに。最近はフードコートとは、なんと居心地の良い場所かと思う。無料で飲める水、娘の絶叫を気にしない周囲、広めのテーブルに、子ども椅子。
すこ〜し潔癖の気がある自分的にはいろいろと衛生面が気になるところだが、それを押してもある意味ベビーカー連れに優しい環境だ。
一緒にご飯おいしいねの呪いに抗うために、週一回夫の帰宅が遅い日に、料理をしない日を設けた。この日のランチは、一階スーパーで買ったお弁当。いただきます。
照り焼きのタレの可能性について
わたしが語らずとも照り焼きのタレは世界中で愛されるハイパーメジャーな味付けなので、いまさらなにということもないんやけれど。パンにも合うしご飯にも合う。甘辛の魔力は半端ない。作り方もシンプルで、さけ、しょうゆ、砂糖、みりん、全部同量でできるのがいい。我が家は夫好みに、砂糖は控えめに。
記念日に食べるもの
いろんな人に結婚記念日に食べたいものを聞いてみたい。そもそも祝わないという人も多いだろうけど、わたしたちはまだまだ新婚なので(?)、ささやかに祝しました。
誕生日にしろ、結婚記念日にしろ、お互いの好きなものを少しずつ食べることが多い。この日ばかりは健康も、家事も忘れて好きなものだけ抱えていたいという気持ちの表れでもある。
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