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成長と変化

この記事は、Showcase Gig Advent Calendar 2022 最終日の記事です。

こんにちは。
Showcase Gig CEO兼CTOの石亀です。社で取り組み始めたアドベントカレンダーも2年目となり、年の瀬、師走でキリキリ舞の中、みなさんお疲れ様でした!
我々の記事を読んで頂いた方にも、様々な取り組みの中でプロダクトやサービスを進めているんだなと感じてもらえたらと思います。

予測困難な時代

VUCAなど予測困難な世の中であると言われてもはや久しいですが、それだけ誰もが答えが欲しいし、でも見つけるのは難しい、とされていると思います。
社会情勢がこれだけ変化が早く、ある所で起こったその影響は世界中に伝播し、我々に対しても大きく影響を及ぼす事があった中、私にとっては自身がCEOへとその役割を変化させるという1年でした。

そんな中で経営の舵取りをしていくわけですが、必然これまでにない経験をさせて頂くわけです。
今とれる手段とこの先の予測を並べ、考えに考えて選択する。
生きていると1日で3.5万回も決断していると言われるそうですが、決断の回数はこれまでよりも体感では増えたのではないかと思いました。

合っているか、間違っているかは当然結果が出て初めて確定するものですが、その結果が出るまでの時間軸もそれぞれの事象によって変わります。
結果が出るまでに一瞬のものもあれば、時間が掛かるまでのものも多く、結果が出るまでに時間が掛かるものをこの1年は多く懐に抱え、それが日増しに増えていく。
予測困難な世の中ですから、結果も白黒はっきりしないものもありますし、途中で結果が思っていたものと違くなりそうだな、となれば対応策を考え、時間とお金にも相談し、判断根拠を揃えて決断をよりシャープに削ぎ落としていくような感覚でした。
責任を持って決断をする為の、判断や認識し評価する、ということがジェットコースターのように次々と目まぐるしく過ぎていく。
そういった状況をこの身に受けながら、この一年をやってまいりました。

成長するということ

私もそうでありたいですが、みなさんも1年を通して成長されていると思います。
その成長の度合いは人それぞれですし、概ね過去の自分と今の自分を相対的に比べていると思います。
なかなかそれが自分では判別がつきにくいでしょうし、自分が成長したのかなと不安に思うこともあるのではないでしょうか。
私もCEOになってから、成長できたのだろうかと自問自答しましたし、なかなかそれはわかりづらいものだなと思います。

では、変化しましたか、という問いだとどうでしょうか。
自分では何が変化したのか。
具体的に言えることが結構出てきませんか。
この予測困難な世の中で、社会が絶えず変化して、社会の一部である自分が変化していない事なんて無いと思うんです。
日々の決断一つとっても、ある日を境に、これまでとは違った選択をしている事、ありますよね。
そういった自分自身の変化が積み重なって成長という結果に繋がっていくのだと私は思います。

変化するには

それでは変化するにはどうすれば良いのか。
ただこれまでと違ったことを闇雲にするだけでは単なる遠回りになることもあるでしょう。
目標とその方向を定め、データを集め、分析加工し、目標に至る道筋のトライ&エラーが変化を生み出すと思っています。
私は普段から早く小さく失敗する事は成長にとってとても重要だと考えています。
これだけ変化が早く予測困難な世の中なので、石橋を叩いて渡っている間にゴールが無くなっているという事もありえます。
そこでトライ&エラーを小さく重ね、向かう先が確実に合っているかはわからなくとも、少なくとも間違っていない、という確信を持って素早く進められる事は精神衛生上も楽に思えます。

トライ&エラーを高速で行えるフレームをどう作ることができるか。
私の場合は失敗の許容範囲を想定しておき、その上でやってみて振り返り、精度を高めていくことだと思います。
失敗の許容範囲の想定は徐々に素早くなっていくので、そうなるとより自身の学習が進み、積み重ねた変化は大きくなっていきます。
もちろん知らない分野への挑戦は、その環境づくりも最初はとてもゆっくりとした進捗になりますが、一歩一歩進めていれば何も問題に思うことはないと考えています。

必然、何かを変えようとする際には悩みがセットでついてきますが、悩むのは変化を起こす為の助走と思って、その先の状況を想定して進む。
そんな気の持ち方でやっていこうと思います。

この先

我々Showcase Gigは「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させること」をミッションに掲げ、モバイルオーダー、DXソリューションを事業展開しています。
リアル空間において、インターネットテクノロジーをベースに、オンラインとオフラインを接続させる事で、我々のミッションに向き合うことができていると考えています。
これも小さな変化を積み重ねて、社会を大きく成長させようとしているものです。
これからも次々と描かれるこの大きなビジョンを持ってトライ&エラーを重ねながら前に進んでいきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。
来年も皆さんにとって良い一年でありますように。
それでは良いお年を!

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