Showcase Gig Product Team Blog

Showcase Gig Product Team Blog

マガジン

  • Showcase Gig Product Team Blog

    • 80本

    Showcase Gig のプロダクトチームによるブログです。

最近の記事

レイテンシを1/8に削減!効果的なパフォーマンスチューニング手法を公開

Showcase Gigのプロダクト開発グループでエンジニアをしている押野です。 弊社が提供している次世代店舗創出プラットフォーム「O:der Platform」は、ありがたいことに多くのユーザー様にご利用いただいています。 一方でシステム面を見ると、ユーザー数の増加によりサーバへの負荷も比例して増加し、サービスの処理速度やインフラコストなどのパフォーマンスに影響が出てきていました。 お客様に安定してサービスを提供するために、Showcase Gigではチューニングプロジェ

    • AWSセキュリティインシデント疑似体験ワークショップ参加レポート

      こんにちは、SREの大嶋(@atsusics)です。2024年10月24日に開催されたAWSのセキュリティインシデント疑似体験ワークショップに参加しました。このレポートでは、ワークショップで得た学びと経験をシェアします。 目次ワークショップの概要 学び 感想 まとめ ワークショップの概要ワークショップの内容を簡単に説明すると、セキュリティインシデントを再現したログをクイズ形式で調査するというものでした。 詳しい内容は非公開とのことなので詳細は割愛しますが、ログ分析や

      • Showcase GigとPOS連携

        こんにちは、Showcase Gigのエンジニアリングオフィスの@1019Hiroyaです。 2023年も終わりですね。みなさん年末年始はいかがお過ごしでしょうか。 今年の秋に10Xさん、Chompyさん、diniiさんがPOS連携の記事を出しており、POS連携をしている自分にとってとても興味深い記事で、楽しく読ませていただきました。 上記の記事に影響を受け、今回は、私たちShowcase GigのPOS連携についてお話します。 目次POSとは Showcase G

        • inverse conway maneuverと自分なりの考え

          こんにちは。 Showcase Gig PF2チーム所属のリョです。 入社してから今まではfrontendのことをやってきまして、最近チームの編成によってbackendに復帰しました。復帰早々開発しながらおもしろいことを思いついたのでここでまとめてみました。 経緯我々開発しているO:der Platformはモバイルオーダーのプロダクトを支えています。最近新しいクーポンの機能を作ってました。 クーポンは注文、会計などと関わっているので既存のドメインに対していろいろ修正する

        マガジン

        • Showcase Gig Product Team Blog
          80本

        記事

          輪読会でモデリング!『Learning Domain-Driven Design』輪読会での挑戦

          こんにちは。Showcase GigのVPoEの@dskst9です。 みなさんは、輪読会をどのように進めていますか? Showcase Gigでは、輪読会でモデリングをするという新しいスタイルを試したので紹介します。 はじめに今回の輪読会の対象は、『Learning Domain-Driven Design』という本です。 ソフトウェア設計をビジネスニーズに合わせるための一連のコアパターン、原則、実践を学べる実用的な本です。 とても魅力的な書籍だったので、皆で学びを深めるた

          輪読会でモデリング!『Learning Domain-Driven Design』輪読会での挑戦

          成長と変化

          この記事は、Showcase Gig Advent Calendar 2022 最終日の記事です。 こんにちは。 Showcase Gig CEO兼CTOの石亀です。社で取り組み始めたアドベントカレンダーも2年目となり、年の瀬、師走でキリキリ舞の中、みなさんお疲れ様でした! 我々の記事を読んで頂いた方にも、様々な取り組みの中でプロダクトやサービスを進めているんだなと感じてもらえたらと思います。 予測困難な時代VUCAなど予測困難な世の中であると言われてもはや久しいですが、

          2023年のO:der Platform

          この記事はShowcase Gig Advent Calendar 2022 24日目の記事です。 こんにちは。Showcace Gig で VP of Technologyという肩書きでお仕事している菊池です。社内ではカピバラと呼ばれています。よろしくお願いします。今日の記事ではO:der Platformの今後の展望についてざっくりお話させてください。 O:der Platformの現在地Showcase Gigでは、次世代店舗創出プラットフォーム「O:der Pla

          飲食店でPOSの設定をしてたら、(略)モバイルオーダーの会社でお客様に提案していた。

          こんにちは。CSの安藤です。 弊社エンジニアマネージャーからリクエストをいただき、 弊社に入る前のお話、入社した後どのようなお仕事をしてきたか記載します。 ということで、タイトルは長いので省略しちゃってますが 「飲食店でPOSの設定をしてたら、POSレジ納品で全国各地飛び回り、果てはモバイルオーダーの会社でデータ分析し、お客様に提案していた」です。よろしくお願いします。 大学生時代~POSを納品する人になるまで大学時代、「飲食」に関わるお仕事(といってもアルバイトです

          飲食店でPOSの設定をしてたら、(略)モバイルオーダーの会社でお客様に提案していた。

          Android向けFlutterアプリをMacビルドにも対応する

          こんにちは。Showcase Gigでエンジニアアルバイトをしている内城です。 皆さんはFlutter 3.0で発表されたmacOSの正式対応をもう試しましたか? いちいちエミュレータを立ち上げずとも簡単スマートフォンアプリの動作確認を行えたり、Flutterの知識さえあればmacOSネイティブのアプリ作成方法の知識があまりなくても動くものを作れるなど、さまざまなメリットがあります。 ここでは、実際にFlutterで作成されたiOS/Android向けアプリをmacOS向け

          Android向けFlutterアプリをMacビルドにも対応する

          APIを外部公開するまでの道のり

          Showcase Gig Advent Calendar 2022 22日目の記事です。 こんにちは、Showcase Gigの中島(@ahyataro)です。 去年のアドベントカレンダーでは、 O:der Platformの立ち上げ初期に、どういったプロセスで自分たちの作るものを明確にしていったのかについて書きました。 あれから1年が経ち、O:der Platformは順調に成長を遂げ、次のステージであるAPIの外部公開にまで至りました。 今回はO:der Plat

          APIを外部公開するまでの道のり

          新卒エンジニアによる「技術力がなくても」コードリーディングする為のコツ

          この記事は、Showcase Gig Advent Calendar 2022 21日目の記事です。 こんにちは。Showcase Gigの佐藤花菜です 🌻 私は今年4月に新卒エンジニアとして、Showcase Gigへ入社しました。 私は新卒で入社してから、O:der ToGoというテイクアウトサービスを扱うチームで働いているのですが、入社してから半年間ほどは、「これコード書いているよりもコード読んでいる時間の方が長いのでは?」 と、思ってしまうほどコードを読むのに時間

          新卒エンジニアによる「技術力がなくても」コードリーディングする為のコツ

          アルゴリズムの計算量lognはどうやって導出されたの?

          この記事は、Showcase Gig Advent Calendar 2022 19日目の記事です。 こんにちは、Showcase Gigでアプリケーションエンジニアをしている押野です。 私はアルゴリズムが好きで自分で実装することはもちろん、様々なサイトで情報を集めたりしているのですが 計算量 $${\mathcal{O}(\log n)}$$ の解説が、数学が苦手な人には少々薄いなと日々思っています。 そこで、この記事では読んだ人が $${\log n}$$ はそうや

          アルゴリズムの計算量lognはどうやって導出されたの?

          component library作り#1: controlled vs uncontrolled

          こんにちは。 Showcase Gigハブチーム所属のリョです。 o:der platformの立ち上げから二年弱になりました。frontendに使われているcomponentもゼロから作ってきました。当然試行錯誤しながら実装してきたためいろいろ勉強になったこともあります。今までの経験と学びをブログとして残したいのでこういうシリーズを始めていきたいです。 chapter1はcontrolled componentとuncontrolled componentから学んだことに

          component library作り#1: controlled vs uncontrolled

          新規プロジェクトを一瞬で立ち上げるコマンド boilerplate を作りました

          Showcase Gig アーキテクトチームの赤嶺(@kazz187)です。皆さん、 2022年もたくさん Go を書きましたか? 私は GitHub Copilot なしでコードが書けない老体になってしまいました。このまま AI に頼って年を重ねていけたら最高です。 今回は、新しいプロジェクトを立ち上げるときに、一瞬でプロジェクトを始められるコマンドを作りました。社内ツールとして作ったのですが、汎用性があるので個人でも使いたく、クリスマスプレゼントとして公開することにし

          新規プロジェクトを一瞬で立ち上げるコマンド boilerplate を作りました

          GitHub GraphQL APIでPull Requestの作成

          こんにちは。 Showcase Gigハブチーム所属のリョです。 最近日常開発を楽にするためいろいろ改善を試してみました。今日は主にGitHubのgraphqlを使ってpr作成のことを簡単に紹介させてください やることこのPull Requestは単なるsemverに沿ってnpm package versionをあげるのです。リリースするたびにversion上げのPull Requestは忘れがちなので自動化したいのは理由です。 step先にPull Requestの作成

          GitHub GraphQL APIでPull Requestの作成

          新卒エンジニアがwebhook改善プロジェクトに取り組んだ話

          こんにちは。2022年4月からShowcase Gigに新卒入社した寺田です。 5月上旬からプラットフォーム開発チームにjoinし、早くも半年以上が経過しました! 今回は、その半年のうちに主体となって取り組んだ、webhook改善プロジェクトについて書きます! そもそもの課題同期処理でwebhook通知を通知先コンポーネントに送っているため、通知先の数に比例してレイテンシが悪化する いらない通知であっても、とりあえずすべての通知先に通知している サービスが小規模の時は間

          新卒エンジニアがwebhook改善プロジェクトに取り組んだ話