勝手に起業家まとめ〜海山龍名さん〜

■来歴
中学 株式投資、FX、アフィリエイト運営、投資関連のWEBサイト運営をしていた
高校 カナダに留学
大学 早稲田大学に進学
大学卒業時点 投資利益3,000万円を得ていた
新卒 デロイトトーマツコンサルティング入社
2015年6月 入社2年で退職してHow Travel株式会社(現 株式会社HIT)を創業
 当初の旅行情報アプリは上手くいかず、メディアサイト運営に力を入れることになる。
2018年 求人サイト「セカンドペンギン」、マッチングサイト「士業のチカラ」をリリース
2019年 サイト売買プラットフォーム「UREBA」をリリース
    「めしレポ」を上場企業の株式会社イードに事業譲渡
2020年1月 「UREBA」がサイト売買プラットフォーム業界で月間成約数NO1になる
2020年7月 「UREBA」をリリース後わずか約1年で株式会社フォーイットに事業譲渡

■ポイント
・事業譲渡×2回の成功をしている。
 「めしレポ」のようなメディアサイトは検索順位が重要だが、「資金不足」「費用対効果が合わない」「Googleのアルゴリズムへの依存」の3点より、メディア専門の会社に売却することにした。
 「UREBA」は開発段階から売却を考えていた。元々、「手数料やマッチング方式を見直すというマーケティング戦略」によって後発でも業界NO1になることができた。しかし、この戦略は模倣が可能なので、中長期で勝つためにはブランド力や信用が必要だった。そこで大手企業への売却をした。
 →スタートアップが小さく始めて、大企業のブランド力とリソースによってグロースさせる。

・現在ではバイアウトを複数成功させているが、最初の事業では失敗している
 投資で儲けた資金で創業した。最初の事業は旅行情報アプリだったが、うまくいかなかった。
 最初から借りていた事務所家賃と海外への出張費がかさみ、最終的に日本政策金融公庫から1,000万円の借り入れをした。
 最初はとにかく面白いことをやりたいという軽いノリで始めたことが一因と思われる。

・連続起業家として個人のブランド価値を実感している
 「ただの元デロイト出身の起業家」から「2件もイグジット成功した起業家」になることで環境が変わった。
 事業参加への誘い、投資したいという声、クローズドな情報の共有などをもらうことが増えた。
 →成長事業をゼロから立ち上げ、短期間で売却できる起業家は希少価値がある

■参考
シリアルアントレプレナー 連続起業家
https://amzn.asia/d/deIov9B

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