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シナリオっていうMagic Busにキッズを乗せて、The kids are alright!になるサービスかんがえ中
シナリオ・センターは、小学校や中学校にいって、「物語を作るのっておもしろいんだぜぇ~」って、シナリオの書き方を伝えるキッズシナリオという活動をしています。
一見、ステキでしょ?でも、根っこにはイライラがあります。
キッズシナリオは、2010年から外部への出前授業という形で実施してきました。のべ4000名くらい。そこそこ頑張ってます。
でも、今年2021年を機にシナリオ・センター内でもやろうかな、と思っています。
キッズシナリオは苛立ちから始まりました
ぼくの場合ですが、何かやりたい!と思うときの初期衝動は、いら立ちです。自分でもいやだけど、事実そんなふしがあります。
そもそもキッズシナリオ的なことをやろうと思ったのは、2004年か2005年くらい。当時は、9.11テロのあとで中東ふくめ世界中が混とんとしていた時期です。
で、その様子を20代なかばのあらいは、見ていて思ったのです。
「なにこれ?」
って。いろいろ歴史的な問題や国際的な力関係とか思惑とかあったんだと思いますが、『やられたらやり返す』みたいな世界。クールじゃないなっていう。
でも、駅で、前の人が自動改札機にチャージ不足で立ち往生していると、思わずイラッとする感情と、中東の空の下で起きていることはつながっているようにも思ったわけです。
もっとやさしい世界にならないもんか、といういら立ちがキッズシナリオの根っこにはあります。
シナリオを書くと、人にやさしくなれる!じゃない?
シナリオは、自分の視点だけでは書けません。5人の登場人物がいたら、自分とは異なる5人の性格や来歴や考え方、癖、やりたいこと、関係性などいろんなことを想像しないと書けません。
こんなに、自分と他者の間を行ったり来たりする創作はほかにないんじゃないかな。
だから、シナリオを書けば書くほど、他者に思いをはせることが自然とできるようになると思うんです。シナリオを書く人が増えると、世界はその分やさしくなるって計算なんです。
出前授業だけじゃ、まかなえん!
さぁ世界は、2000年代よりもよりよくなっているのかしら?技術の進歩はしているでしょう。でも、進化はしているの?ぼくら人間は。
って考えた時、イライラしてくるわけです。
まだまだ足んねぇじゃねぇか!シナリオが!!って。
で、それはもうね、『日本中にシナリオを書いてもらいたい』という想いでやってきているシナリオ・センターのせいなわけですよ。
もっとやるべし!と。
だから、ぼくはね、キッズシナリオを創作版『子ども食堂』みたくしたいのです。そのための一歩として、シナリオ・センター内で新たなキッズシナリオをやります。
The kids are alright!(あいつらなら大丈夫)って大人が舌を巻くようなキッズたちを増やしていきたいのです。
キッズシナリオをMagic Busにしようってわけです。
いま、詳細をつめております。
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