14歳向けの新刊に挑戦中!そして、ただいま迷走中!!
2024年も何卒よろしくお願いします。
シナリオ・センターのあらいです。
2024年のスタートダッシュは、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
おかげさまで、昨年7月28日に上梓させていただいた『シナリオ・センター式 物語のつくり方』が、なんともめでたい感じで、1月1日に5刷版が発売となりました。発行部数3万部だそうです。帯も新しくなりました!
で、ありがたいことに、昨年の10月くらいに第2弾のお声がけをいただき、原稿を書いているのです!が……
まぁ、思うように進みません!!
そこで、みなさんに、のちほどちょっとお願いをしたいのです。
正式なスタートが、11月半ばくらいからで、原稿自体は12月の暮れから、正月休みも返上で試行錯誤をしています。なのに、本当にもう、おもしろいくらいに迷走しています。
しかも!
第1稿を出すのが、2月20日(火)の予定です。
いまだに迷走中。
今回の書籍は、当初あらいが出版できたらいいなぁと思っていたお子さん向けの創作本です。お子さんといっても、想定している年齢は14歳前後です。
5章立ての予定で、文字数的には8万字程度。『シナリオ・センター式 物語のつくり方』が15万字くらい書いちゃって、12万字くらいに減らしたので、文字量としては、さほど負担はない、はずなのですが……
あと1ヶ月くらいしかないのに、2章をうろうろしています。
マジ、やばいのです……
ジュニア本は何のために作るのか!?
そもそも『シナリオ・センター式 物語のつくり方』を書く前から、子ども向けの本を出せたらいいなぁと思っていたのです。
というのも、2010年から、お子さん向けのキッズシナリオという学校への出前授業プロジェクトをしていて、2021年には『考える部屋』というオンライン講座も立ち上げました。
で、気づきの一つが、子どもたちは物語をつくるのが、好きだということ。
そして、物語つくりが好きな子たちが、その気持ちと表現力を伸ばすところが、ない、ということです。
なので、ジュニア向けの本をつくることで、物語をつくりたいけど、どうしていいかわからない子、もっとうまくなりたいけど、何をしたらいいかわからない子に向けて、書くことがたのしく続けられるような本にしたいのです!
想いはある!でも、どうやら力がない
ということで、頑張って原稿を書く日々なわけですが、まぁなかなかうまく進みません。
迷走につぐ、迷走。
たぶん、すでに大きな変更は5回くらいぼくの中ではしています。
問題は、変更した方向性が正しいのかどうか、わからないということです。
で、いつの段階でわかるのか、というと、前著の経験を踏まえて、8割くらい書いた時だと思うのです。なので、道のりなげぇ……
なぜ、迷走するのかというと……
ちゃんと理由があります。
それは、『シナリオセンター式〜』のダイジェスト版というか、縮小版というか、そういうものにはしたくないからです。
今回のは、ページ数も少ないし、対象もジュニアだしということで、どうしても『シナリオセンター式〜』より全体的にコンパクトになります。
そうすると、かなり練り込まないといけないわけです。
練り込むことというのは、
・伝えるべき表現技術
↑ここ、押さえときゃ、楽しく書けるよ!という技術を書きたいのですが、絞りこむのがむずい
・それを伝えるコンセプト
↑わかりやすく、かつ、読んでいて苦にならない
で、いま、そことの闘いをシクシク(粛々ではない…)、ひとり泣きそうになりながら、やっているというわけです。
ちょっとお願い……
次の本は、ぼくの祖父新井一の『シナリオの基礎技術』などをもとに、14.15歳の子たちに向けて、物語つくりに必要な表現技術を伝えるというものです。
みなさんか、14、5歳だったら、
どんなことがわかってたうれしいと思うか、
どんな創作本なら読みたいか、
教えてほしいのです。
きっと聞いたら聞いたで、さらに迷走するけど、その先には素敵な光景が待っている気がするのです。
お暇なときにでも、コメントもらえたら嬉しいのです。
シナリオ・センターのあらいでした。
『シナリオセンター式 物語のつくり方』も、引き続き、よろしくします!
どんな本なのか?甚だ簡単ですが、まとめています。
・レポート記事の目次ページ
・マガジンにまとめています
『プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方』(日本実業出版社)7月28日より好評発売中。