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病名告知(私:患者本人 → 妻)

テレビ・ドラマ『1リットルの涙』を観て、改めて考えました。
【妻への告知は、無頓着だったなぁ】


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私の場合


(1)長年の苦しみ →         
   自分ひとりで受診 → 
   病名告知
(2)【長年の苦しみ】の
   原因がわかって嬉しい
(3)電話で妻にいきなり
   告知 → 
   電話の向こうで泣く
   妻(私は無頓着)
(4)息子たちは小さかったので、杖や歩行器を見ながら成長
(5)成長してから病名告知
   (遺伝はしない)

【1リットルの涙】の場合


(1)母親に病名告知
(2)何日も悩み、
   母から父に告知
(3)さらに何日も悩み、
   本人・母・父の前で
   本人に告知
(4)さらに何日も悩み、
   家族に告知
(5)さらに何日も悩み、
   学校・同級生に告知

と、時間をかけて告知しています。
こういう流れになったのは、家族の基礎ができていると思いました。 


私の勝手読み

私の
(2)【長年の苦しみ】の
   原因がわかって嬉しい


を妻が一緒に喜ぶ、というのは私の【勝手読み】。
というか、【読み】でもなんでもありません。
【嬉しい気持ちを早く伝えたかった】
だけです。

病名告知までの数年間、私がどんなに苦しかったか。
妻は、【働け!】と罵るだけ。
病名告知、私がどんなに嬉しかったか。

当時既に、お互いに相手の気持ちを考えない夫婦でした。   


どんどんアクティブになる私

その後、
杖 → 
歩行器 →  
車椅子
と、道具が変わりました。
それに連れて、アクティブになっていく私。
介護ベッドを返却して、空いたスペースに電子ピアノを買った私。
妻は、複雑な気持ちだったでしょう。

 

離婚

それから18年。
私たちは離婚しました。

今、ゴミ拾いボランティアをしていることを妻が知ったらどう思うでしょう?

2023.06.15 追記
この日記を読み返して、思いました。
当時、原因不明の体調不良で苦しんでいた私。
妻にも、打ち明けていました。
しかし、妻は、
《稼ぎ手》
としての私を心配しただけ。
《収入が途絶える不安》
で泣いたのでしょう。


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【結婚から病名告知まで9年】


【ドラマ【『1 リットルの涙 』と感想】

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