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日比谷だってば(笑)


2015年7月30日、都営三田線日比谷駅に行く用事がありました。

いつものように自宅最寄り駅で、駅員さんに誘導をお願いしました。

【都営三田線日比谷駅までお願いします】
【どちらまでですか?】
【都営三田線日比谷駅までお願いします】
【ふじや?】

・・・・・・・・・・

私は、ほんの一瞬だけフリーズしましたが、すぐに気を取り直して、

【いえ、都営三田線日比谷駅までお願いします】
【はい、日比谷ですね】

都営三田線は、相互乗り入れです。

だから、駅員さんも【都営三田線/ふじや駅】なんて、存在しないのはわかっているのでしょう。

しかし、私の発音が【ふじや】に聴こえて、ついおうむ返しに【ふじや?】と言ってしまったのでしょうね。

だから、怒っているわけでもなく、駅員さんを晒し者にするでもないのです。

私は、思いました。

【あぁ、やはり病気が悪化しているのだろうな・・・・・】

この場合、【日比谷】が【渋谷】に聴こえたならば、気に留めなかったでしょう。

【日比谷】の【ひ】と、【渋谷】の【し】。

【日比谷】の【び】と、【渋谷】の【ぶ】。

【日比谷】の【や】と、【渋谷】の【や】。

意外と似ている発音なのです。

どちらも3文字ですし。

地理的にも近いです。

生粋の江戸っ子ならば、【ひ】と【し】を上手く区別して発音出来ません。注1)

だから、私が言った【日比谷】が【渋谷】に聴こえたならば、気に留めなかったでしょう。

もし、【有楽町?】などと訊き返されたら、その日のお出かけを取りやめて、帰宅して寝込んだでしょう(笑)

注1) 私は【3代続いた江戸っ子】ですが、3歳頃川崎市に転居。
小学校・中学校・高校が埼玉県の北東部に住んでおりました。
従って、【ひ】と【し】を区別して発音出来ます。



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