脊髄小脳変性症 - 1993年
1993年、30歳。
足のフラツキがちょっと酷くなりました。
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《1》下肢
スーパーやコンビにで買い物をして、
袋を片手に持って歩くとフラツイて、歩きづらいのです。
買ったものを2つに分けて、両手に1つずつ持って歩くと
ラクに歩けることが分かりました。
この時期は、あがいていました。
きっと、運動不足で足がフラツクのだろう、と思って、
無理して、ジョギングなどをしていましたが、長い距離は走れませんでしたし、
足のフラツキも改善されませんでした。
整体治療や温泉、マッサージなどで、何となく改善した気がする、
という日々を送っていました。
《2》上肢
手の症状にも再び気が付きました。
ボールペンを使い終わって、キャップを着けようとすると、
上手く入らないのです。
ボールペンを持っている手が、キャップを持っている手の甲を滑って、
手の甲に線を引いてしまいます。
仕事中に、そういうことが頻繁に起こるので、上司に相談したほどです。
この病気で初めて他人に相談をしました。
もちろん、当時は病気だ障害だという意識はありませんでした。
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