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ピンチの時、ギャラ交渉で乗り切りました。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

基本的に、調子のいい日なんて年中ほとんどないんですけども、夏は特にダメですね。海の近くに住んでるというのも働きたくなくなる要因のひとつなんですが、学生が休みかって思うと大人も休めばいいのでは?と思うのです。一年の中で一番パフォーマンスが落ちる時期です、、、

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さてさて。

サカナクションが凄い制作費をかけてオンラインライブをやった、しかもむちゃくちゃ良かったというツイートをいくつか見かけたので、早速見てみました。僕は元々サカナクション、あまり好きではなかったのです。「新宝島」を聞いた時に、「あ、こんな曲もやるんや」って振れ幅を知って、なんか興味持ったのです。いや、ベースを演奏する草刈さんが美しすぎたのがキッカケです。それから遡ってボチボチ曲は聞いてたのですけど、そんなに詳しくない感じ。昔の曲で言うと、「白浜トップウォーター」とか「ナイトフィッシングイズグッド」あたりがむっちゃいいなーと。

オンラインライブは半分くらいしか曲知りませんでしたが、むちゃくちゃ良かったです!すでにいろんな人に進めてます。アーカイブされてるので、もう何度も繰り返し見てます。二度目のMC以降は有名曲が沢山でした。やっぱ「新宝島」「忘れられないの」「陽炎」あたりは盛り上がりますね。それはそれは贅沢なライブでした。ヘッドフォンして全部見たんですけども、無観客な分、音が全て聴こえるわけです。ディレイのフィードバックとかシンセの細かい動きとか。観客いたら歓声とか拍手で聞こえなかったであろう音が全部しっかり聞こえてくるのです。サカナクションの醍醐味って研ぎ澄まされた音だと思うので、それがむちゃくちゃえぐられる感じで耳に心に響いてたまらなかったです。草刈さんむっちゃ良かった、、、「新宝島」の2Aでシンセベースを弾いてる音が耳の近くで聞こえて、まるで目の前で演奏してくれてるかのよう、、、指のタッチが感じられるのがすごく良かったです(フェチ)。まぁ、そんなことはさておき、日本人ができる一番いい音、凝った演出だったんじゃないかと思います。日曜までアーカイブで見られるようなので、気になってる人はお早めに!!

そういえば、ラジオで川谷絵音氏と山口一郎氏が対談してるのが面白かったです。YouTubeに公式であがってるはず。



話変わります。ここから本題です。

2020年、ほとんどの人がコロナの影響を受けたと思います。僕はそこまで大きなダメージを受けなかったから言えるのかもしれないですが、悲観するんじゃなくて、この状況をどうプラスにするかってことが大事なんだろなーと思ってます。このサカナクションのライブもこのピンチから新しい可能性がひとつ生まれました。

嵐が過ぎ去るのを待つ体力があるならいいですけど、この先落ち着いた世界がいつ戻ってくるのかわからないので、仕事がなくて困ってる人は早く対応を考えた方がいいです、もしくは早く違う場所に行った方がいいと思います。僕はあんまり影響受けなかったと書きましたが、いくつか仕事が延期してたり、無くなる可能性もある仕事もあって、、、、持続化給付金の100万円もらってなかったら僕もかなり大変だったと思います。(今のところまだ半分残ってますけど)

このタイミングで自分の仕事が大幅に減った場合、どう対処したらいいんだろ?ってことをずっと考えてたのですが、いくつか方法があることに気付きました。そのうちの一つを紹介しようと思います。簡単に書くと「自分のランクをあげてギャラをあげる」ってことです。どういうことかというと、、、


僕は一人暮らしから結婚して同居する時に1DKから3LDKに引っ越しました。今までの家賃が倍になりました。劇的に仕事増やさないとヤバイな、、、って思いました。年間20本仕事してたとしたら30本くらいに増やさないとダメかもみたいな、、、どやって10本増やそうか?みたいな状態でした。そこで考えたのです、一番労力少なく年収があがる方法を。結論は、

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