家事が嫌い
家事が苦手……というより嫌いだ。
料理はできる。なんなら上手い。
しかし好きという訳ではない。
中でも洗濯物を取り込んでたたんでなおす(しまう)行為が1番嫌い。
だって、不毛じゃん。
またすぐに出して着るんだよ。
だから、子どもたちの服はハンガーに干して乾いたらハンガーのまま取り込んで、洋服掛けにかける。おしまい。たたんだりタンスになおしたりしない。
自分の服なんか、外に干してるのから選んできてそのまま着る。
時間と労力を使って大嫌いなことをやってストレス感じるより、この方が合理的だ。ズボラだからこそ、楽な方法を考え続けている。
料理、掃除、洗濯、洗い物、片づけ、ゴミ捨て、お風呂掃除と家事にはキリがないが、よく考えれば家政婦さんを雇うかホテル住まいでもしない限り、一生やらねばならないことである。
どうせやらなきゃいけないんだったら、何とか楽しくならんものかと考えたこともあった。
掃除をするときにはノリノリの音楽をかけると捗るとか、
洗濯物を干すときにはテレビを見ながらやるとか。
自分一人のときはまだ家事をさぼっても最低限なんとかなったもんだが、子どもが生まれてからというもの、ちょっとさぼろうものなら後で大変な目に遭う。
溜めるともっと嫌な気分で家事をすることになるから、前述したような合理的な方法(手抜き)を編み出しながら、毎日最低限のことはがんばっている。
もちろん年末だからって大掃除なんかしない。
病気になるほど不潔でない限り、多少掃除が行き届いていなくても大抵のことは問題ないからだ。
車椅子の息子のために、週4でヘルパーさんが来るから、なんとか見える部分の掃除と整理整頓くらいはやるが、特別なことはしていない。
きれいな状態で生活するのは気持ちがいいし、もちろんその方がいいに決まっている。
しかしただでさえキャパオーバーのところにもってきて、必要以上にきれいにするのは無駄だ。大掃除するくらいならその分休みたいのである。
でもさぁ。どう考えても一生ついて回るんだよな、家事。
一人でいようが子どもたちと一緒に暮らそうが、死ぬまでは生活するんだから。
昔っからホテル住まいに憧れてたけど、そっかー、家事から解放されるのかー。子どもたちが自立して晴れて一人になったら、ホテル暮らしもいいなぁ。そのためにはかなり稼がないとね。
家事が嫌いがモチベーションでお金持ちになろうとする人って、どれくらいいるのだろうか。
何でもやってくれる旦那が欲しいとか、お金持ちと結婚して家政婦雇えばいいとかの発想にならないのが私らしい。
家事。嫌いなのにやめる訳にはいかないもの。
はー、なんとかならんのかなぁ。