「幽霊ではなく人間が怖い怪談特集」がホントにホントに怖かった『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第52回
第52回は「晩夏の怪談社スペシャル」。怪談社のお二人が技巧を凝らして語りに語ってくれます。
ですが、今回は、ヤバい。いや、ホントにホントに怖い。
何が怖いって、中盤に挟まれる、
「幽霊などは出てきませんが、人間が怖い怪談をいくつか・・・」のパートの各怪談が、怖い。
私としても、「人間こそが、やはり、いちばん怖いのだ」などという月並みなことは言いたくはないのですが、
今回は、言わざるをえません。
だってこの『怪談のシーハナ聞かせてよ。』番組の歴史の中でも、別格な怖さを感じたもの。
人間が怖いハナシとなりますと、本当に起こり得なくもない、物理的でリアルな事件のハナシになってきますからね。身近でありえなくもないというかね。
特に『マゾ』という怪談。
これは、ゾクゾク来ます。
というか、聞いているだけで体が痛くなってくるくらい、
痛覚をギリギリと責めてくるような怪談です。
いつもの『怪談のシーハナ聞かせてよ。』とはちょっと違う、「幽霊よりも人間こそが怖い怪談特集」とでも題をつけたい内容になっていた今回。
怖かった。そして『マゾ』については、シチュエーションを想像するだけで体が痛かった。バーテンダーの意図が不明すぎるところも含めて誠に奇怪。
いまさらながら人間って何なのだろう。。。
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