「百物語スペシャル」に登場した怪談ぜんぶをひとつひとつ寸評してみた(『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第37回)
『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第37回から第45回は百物語スペシャル。13人の怪談師が集まり怪談を交代で話していく、伝統的な百物語にチャレンジします。
ひねくれた見方をすれば、一晩の収録で九回分の番組の尺を撮りためられる効率的企画というところですがw、
こちらもスナオにこの九回の長尺シリーズに付き合うとしましょう。
この第37回には、百物語のうち11本の怪談が収められています。以下、語り手の怪談師さんの名前を並べて、それぞれに私なりの感想を入れていきますね。
◎、○、▲は、あくまで私の主観での点数付なので、あくまで参考程度にお願いします。
第1話 上間月貴さん
包丁をもった女がなぜか門からは入ってくれずに悔しそうにしているハナシ。こええ。(◎)
第2話 吉田悠軌さん
話そのものはとてもコワくてよいのですが、この語り方はズルいなw。でもやはり吉田悠軌さんは巧い、だから許す(◎)。
第3話 城谷歩さん
主人公の名前がたまたま「カノウさん」な話(◎)。
第4話 丸山政也さん
「ユーレイどうこうというより、説明のつかないフシギな話というほうが好きなんです」という導入のコトバにとても共感した(○)。
第5話 星川慶子さん
こちらも、幽霊ではないけど、なんだかとにかく後味のフシギな話(○)。
第6話 宇津呂鹿太郎さん
工場に出てきた変なモノ。「ゴメンゴメン」(◎)
第7話 今仁英輔さん
ネットで会話をしていたら、相手の様子がなんか変。というオハナシですが、ごめんなさいこれは、途中でオチが読めてしまった、、、(▲)
第8話 糸柳寿昭さん
「ヤドカリが、、!ヤドカリが、、!」(◎)
第9話 せきぐちあいみさん
アシスタントのせきぐちさんも怪談にチャレンジ。ゆれる電灯の紐。オチが読めちゃった。けど、マアマア。(▲)
第10話 狩野英孝さん
司会の狩野英孝さんもチャレンジ。やるせなす中村さんの霊感の話(▲)
第11話 高田のぞみさん
アシスタントの高田さんの怪談チャレンジ。これはいわゆる「おわかれ現象モノ」ですな。なかなかよかった(○)
怪談師のみなさま、お疲れ様でした!次回も楽しみにしております!
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