雨にまつわる怪談スペシャルの各怪談を寸評してみた『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第49回
第49回は、「雨にまつわる怪談スペシャル」。
日本人的な感性と言われてしまえばそれまでかもしれませんが、なるほど、「雨」と幽霊は似合いますよね。
ゲスト怪談師は、大島育宙さんと、牛抱せん夏さん。
ですが私の感想を言わせてもらえるなら、今回の牛抱さんは超絶ハイレベルです!ふたつ怪談を持ってきてくれたのですが、どちらも、本番組『怪談のシーハナ聞かせてよ。』の中でも指折りの傑作ではないでしょうか!?
そんな強烈なインパクトを残してくれました!
では今回も、収録怪談ひとつひとつに、寸評を入れていきますね!
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梅雨(上間月貴さん)
手に当たる雨が気持ちいいから、窓から手を雨空のもとに出してみるって、その気持ちは、わかりますねー!でも、怪談の世界では、その行為はフラグでござんす!で、案の定、、、。
台風の夜(大島育宙さん)
行為の最中に出てきた怪僧。しかし状況を考えるとちょっとシュール。
紫陽花マンション(牛抱せん夏)
牛抱さん、語りが、上手すぎます!最初の、「アジサイの花の色ってどうやって決まるか知ってますか?」が、実は伏線だったのですねー!これは怖かった、、、!
雨の劇場(大島育宙さん)
大島さん自身がライブで遭遇したフシギな話、、、というところなのですが、ちゃっかりご自身の活動を宣伝してるとも解釈できるw
黄色いカバン(牛抱せん夏さん)
これは泣ける、号泣する、それでいて怖い!素晴らしいハナシ!『怪談のシーハナ聞かせてよ。』の中でも、私としてはベストワン候補として胸に刻んでおきたい!名作です!
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最終話の「黄色いカバン」では、アシスタントの高田のぞみさんが途中からもう泣いちゃってしまいます。わかる。このハナシは心を揺さぶった、、、!
牛抱せん夏さんが、すべてを持っていってしまったかのような神回でした。やはり、牛抱さんは、上手いですねー、、、!
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