見出し画像

「エロ怪談」というタイトルの収録怪談が後半から強烈に怖い!『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第53回

コツコツとレビューを続けてきた、怪談番組『怪談のシーハナ聞かせてよ。』も、ついに第53回にまでたどりつきました。

あと少しで第一シーズンのレビューがコンプリートとなりますね。

さて、第53回のゲスト怪談師は、国沢一誠さんと宇津呂鹿太郎さん。

特に国沢一誠さんの、「やけに明るく楽しい語り口」は、本番組の歴々の怪談師さんたちの中でもやや異色、むしろ斬新に感じられました。

その国沢一誠さんが持ってきた2本の怪談、

ともに恐怖度は高いです!

とくに、『エロ怪談』。

タイトルを見た時、ちょっとおふざけ系かと思ったのですが。まして国沢さんなのでとても面白おかしい語り方をしますから、ますますおふざけ系かと思ったのですが、

これが、怖い。後半の急展開がたまらん!

もうひとつの「Siriにまつわる話」もよかったですね。Siriのやつ、いったい何のURLを持ってきたんだかw。なんだか黒沢清監督の『回路』という映画を思い出しました、インターネットをやっていたら「ホンモノの幽霊を見たいですか?」というサイトに行きあたるJホラー映画でしたね。

それにしても今回のお題は「酒場にまつわる怪談スペシャル」なのですが、よくよく考えると、

国沢一誠さんが持ってきた怪談はそんなに酒場と関係ないかもですね。これはちょっとズルいような、でも、めちゃくちゃコワ面白かったから、いいか!

▼前の記事はコチラ▼

▼次の記事はコチラ▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?