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『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章』全怪談をレビューする#04:「騙されてますよ」「エレベーター」「引っ越し」「ラブホの鏡」「夢」
今回は、第四回(2018/11/26放映回)を取り上げます。
ゲスト怪談師は、とうもろこしの会会長こと吉田悠軌さんと、「大道芸人怪談師」なるやや風変わりなポジションの田村眞理子さんでした!
それでは今回も収録怪談をすべてレビューしていきます!
※なお例によって、◎、○、▲は私の主観でのポイント付けですので、あくまで参考程度としてください!
「騙されてますよ」
語り手は上間月貴さん。現代怪談では珍しくなったキツネ系怪談です!昔はこのように、「ああ、あれはきっとキツネの仕業だったのだ」というハナシは巷にあふれていたのでしょう。ただしこのハナシの場合、「あなた、騙されてますよ!」と助けに入った人も二重にキツネに騙されていた模様。現代キツネはかなり凝った構造で化かしにかかってくるということか。彼らもワザを進化させているようです!(○)
「エレベーター」
吉田会長の安定の巧さに引き込まれる怪談。ミステリーのドンデン返しのように、悪玉と善玉の見え方が最後にクルリと入れ替わります。祓うべき霊を残してしまい、祓わなくてよいほうの霊を祓ってしまったので事態が悪化するハナシ。敵と味方をよく考えてからお祓いをしましょう!(○)
「引っ越し」
地域にもよるハナシかもしれませんが、魔除けについては塩だけでなく小豆を置くのも効くとはこのハナシで初めて知りました!塩まんじゅう食べたい。あと怪談とは関係ないですが、語り手の田村眞理子さんが大道芸の例として見せてくれる「南京玉すだれ」が見事です!(○)
「ラブホの鏡」
エッチなハナシではありません。ガチでヤバイ祟りが降りかかるハナシ。「都市伝説が生まれる背景」というエピソードとしてもきわめて興味深い(◎)。
「夢」
夢の中で、天袋の中に隠されているモノはなんなのか?をめぐるハナシ。このハナシ自体もさることながら、解説として糸柳さんが語ってくれた、夢というものの不思議さをめぐる考察が実に面白かった!(○)
さて次回は、私が特に好きな怪談のひとつ「マネキン」を含む、第5回についてレビューしますね!
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