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【今週のオバケバナシ12/06〜12/12】フランス怪奇小説とポーとオーストラリア映画

週末につき、今週のnote記事のまとめです。

今週の記事で、まず「やりきった!」という気持ちになったのは、前から「やるやる」と言ってなかなか追いついていなかった、岩波少年文庫『最初の舞踏会』の全エピソード紹介をやったこと。

この一冊にはフランスの古典怪奇小説から選ばれたホラー短編が集まっていたので、どうしてもイギリス・アメリカの作品からの翻訳と親しむ機会の多い私にも大変に新鮮でした。

とはいえ、やはり英語という現代の国際語で読めるアメリカやイギリスの古典ホラーは強い。今週は、エドガー・アラン・ポーの名作『黒猫』を英語原文で味わい、その19世紀英語の格調の高さに打たれました。ポーの小説はオリジナルの英語で読むに限る!

そしてもうひとつ、ホラー映画『ババドック』を鑑賞し、私としては大絶賛の評価を与えたのが、以下の記事。子育て世代にしかわからない複雑な陰影を孕んだ映画です。社会のシングルマザーへの冷たさとか、現代の子育ての闇とか、見ていて辛くなるところもある作品。オススメですが、そうとうに気合を入れてみないと打ちのめされる鬱展開映画でもありますのでご注意を!


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