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30年越しで観た『さよなら銀河鉄道999』がハイクオリティなアート感覚映像満載で衝撃的だった
子供の時に見たことのあるはずの映画なのですが、
この連休中に30年ぶりに観たところ、
こんなにハイクオリティな映画だったか!
と衝撃を受けました。
オープニングの、ゲリラ戦を続ける地球のデストピア感といい、
妙なホップ音を立てながら追跡してくる機械化兵団のブキミさといい、
惑星大アンドロメダのデザインといい(※その直前に出てくる惑星モザイクの「1980年代の東京の夜景をグロテクスに拡張したような」夜景もいい)。
なんといっても監督のりん・たろうさんの、光と色と音の使い方がいちいちカッコいい!
惑星大アンドロメダに着陸する直前の色彩感覚なんて、もはやアートです。
「男というものはな、、、」「女というものはな、、、」というセリフがすぐに入る説教臭さも、松本零士先生の味です。まあ、さすがにここは今の若い人には、もしかしたら古臭くて受け入れ難いキャラクター感かもしれませんが、、、w
機会文明の首都が「機械であるがゆえにサイレンの魔女と呼ばれるエネルギー体の接近で崩壊してしまい、人力に切りかえた鉄郎たちの999が脱出に成功する」というクライマックスのテーマ性も、深くて、とてもよかった。考えさせられる点が多々ある。
私と同世代の人は今観ると、懐かしさを感じるとともに、子供の時の鑑賞では気づかなかったさまざまな発見があるはず。もう少し連休が続いている人もいるかもしれませんが、連休明けの人も週末がすぐ来るタイミング。
ぜひぜひ、お休みの鑑賞映画として、オススメいたします!