怪談番組『怪談のシーハナ聞かせてよ。』シーズン1 エピソード1の、「怪談師は幽霊を信じているか」の話が面白い!

最近注目しているのが、狩野英孝さんが司会を務める『怪談のシーハナ聞かせてよ。』

「地上波では怖すぎてムリな超絶怖い話も取り上げる!」というスタンスが実に効いています。面白い!しかしほんとに怖い!

そのシーズン1のエピソード1で、面白い話が出てきました。

「怪談を語る人たち自身は、幽霊を信じているのか?」という問いかけ。

この日の参加者は、怪談師の紗那(しゃな)さんや紙舞さん、朱雀門出(すざくもんいずる)さんに、「とうもろこしの会」の吉田悠軌さん。とりわけ紗那さんと朱雀門さんの、「信じていません」の回答が、もはやテツガク的ですらあり、面白かった。

私なりにまとめてみますと、「幽霊などというものは信じていない。けれども、そういうフシギなものが見えてしまうというニンゲンのココロに興味がある。『何かを見た!』と証言している人には、幽霊ではないにせよ、たしかに、何かが見えているのでしょう」というのが、お二人の見解となりますでしょうか。

この見解は、とても微妙なバランスですが、何を隠そう私もこのスタンスにおります。いわゆる幽霊や妖怪の「実在」を信じていなくても、人間が生きているうちに「ふしぎなことに出会う」こと、これは、あるでしょう、という立場。

さて、この「エピソード1」に収録されていたのは、以下のストーリー。

・ドアスコープ
・ペディキュア
・呪殺寺
・鼠
・オーグリーンは死にました

私自身としては『鼠』の、「オチがないゆえに怖い不安感」がたまらなく怖かった。。。!


いいなと思ったら応援しよう!