
出題者のキモチ「投稿者どうしのコミュニケーションが盛り上がってこそ『よいお題を出した』と嬉しくなる!」 :Twitterの「#呟怖」投稿にこのところ夢中です 2021-11-20
Twitterに出した「呟怖」お題『森のくまさん』について、集まった呟怖の「まとめ」をトゥギャッターに作成いたしました!
↓
出題者のキモチ
いろいろな「お題」をこれまでも出してきましたが、
今回はかなり「成功したお題」と言えるのではないかと自負しています。
なぜか?
Twitter側で見てみるとよくわかるのですが、出題に対するRTでの投稿、というやり取りだけでなく、
今回は、投稿者の方々どうしが「これは巧い!」「これはいいですね!」というコメントを相互に膨らませてくれた例が多々出たのです!
出題者として、この結果がなにより嬉しいです!
私の出題の目的は、「呟怖好き(ひいては怖い話好き)どうしのコミュニケーションを盛り上げたい」ことなので、
私の「お題」が交流や相互の感想述べ合いのきっかけになるなら、それこそ私が出題者をやっている意味にもなる!
今回のお題は、そういう点で、とてもよかったですね!
なぜ今回のお題が盛り上がったのか?
このお題がよかった理由は、出題した私としてもいまだにナゾではありますが、仮説としては、
やはりみんな、一度は習ったことのあるこの歌に、どこかでモヤモヤを感じていた?!
という点があるのでは?
つまり、あの部分です。
いちど「お逃げなさい」と言ったくせに、「お待ちなさい」と追いかけてくる流れです
子供心にも「何かシタゴコロがあるヤツなのでは?」と、このくまさんに不信感を持ってしまう。
それゆえに、童謡は、くまさんと仲良くなって終わったように見えるけど「そのあと、なにか恐ろしいことがあったたのでは?」と心配になってしまうのでは?
実際、このポイントを見事におさえた作品を多々、投稿いただいたと感じています。
どうでもいいですが私自身のあの童謡の解釈は、「アラクマさん」という男性のハナシだと思ってたw
なお、あの童謡に関する、子供時代の私の「解釈」は、
・最初に出てきた「クマさん」は、本当の野生のクマだった。
・「お逃げなさい」と言ったのは、別のキャラクター、つまり通りがかった人間だった。そしてイヤリングを持ってきてくれたのもその人間だった
・よって最後の「あらクマさん、ありがとう!」は、「アラクマさん、ありがとう!」と読むべきである。クマから助けてくれたうえにイヤリングを届けてくれたのは、「アラクマさん」という名前の男性だったのだ!
というもの。こう解釈して、子供の私は自分を納得させたのでした。
でもよく考えると、この解釈をとったところで、「アラクマさん」がナニモノなのか謎すぎてけっきょく怖いな。。。
出題者自身のお気に入り作品はコチラ!
などと語ってきましたが、最後に、今回投稿いただいた作品の中で、出題者である私自身がいちばん好きな作品を紹介します。
森で出会った熊は、私に「逃げろ」と言った。意味も分からず逃げるが、熊は追いかけてくる。気持ち悪くて必死で走ったけど、とうとう追い付かれた。「落し物」熊の手には私のイヤリング。「ありがと……」受け取った直後、私に覆い被さり倒れた熊。その背後には、ホッケーマスクをした男が……。#呟怖 https://t.co/PkOhmII8Vg
— 山岸マロニィ (@maroney_novel) November 15, 2021
↑これは巧いと思います。素材の童謡をぜんぶ盛り込んでいるだけでなく、ホラー映画好きをニヤリとさせるパロディでもあるわけです。私もこれは笑いました!
今後もまた呟怖出題者として精進してまいります!というわけで、あらためまして、以下の「呟怖」まとめ、ぜひお楽しみくださいませ!↓
——
▼前の記事はコチラ▼
▼次の記事はコチラ▼