この記事を見て「わかる」と思った人はスナオに白状を!「笑ゥせぇるすまん」第122話『邯鄲の夢枕』を見て「別にバッドエンドじゃないじゃん?」と思った人!
アニメ『笑ゥせぇるすまん』には
SF的考察欲
をそそるエピソードが多々ありますが、
私が、その中でも特に、
観た人によって解釈が割れるだろうな、と思っているのが、
エピソード122『邯鄲の夢枕』(かんたんのゆめまくら)。
現実世界に適応できず、毎晩、夢の世界の中でのみ「なりたい自分」でいられる、という男が、
喪黒福造から貰った「好きな夢が見られる枕」を使っているうちに
夢の世界に執着したあまり、いつまでも眠り続ける、醜く痩せこけた廃人に堕ちてしまうというもの。
だが、
スナオな人は手を挙げてください!
このエピソードを見て、
「いや?これはぜんぜんバッドエンドとはいえないのでは?周りから見れば寝たきりの廃人だが、本人は望み通り、好きな夢を永遠に見続けて幸せに眠り続けているのだから?」
と思った方は多い筈だ!
※ましてこの物語の主人公の日常生活では、ハッキリ言って、彼の家族も会社の同僚も冷酷なクズばかりなので、なおさら彼には現実世界でがんばる必然性が存在しないと思うし…
「自分がこのエピソードの主人公と違うのは、現実世界に守るものが残っているからであって、それすら失ったら自分だってこの主人公のように、『邯鄲の夢枕』を使って夢の世界に逃げ込むだろうな…」
と思った方は、
きっと、とても、正直な方だ!w
そのような方は、
くれぐれも、うっかり喪黒福造に邂逅しないように注意して歩きながら、
今日も一日、現実世界をがんばりましょう!
……ホーホッホッホ!