このたびの「呟怖」お題のきっかけは怪談師牛抱せん夏さんの名作『明日は必ず』にあり!
前にもnoteでオススメした怪談ですが、『明日は必ず』という怪談がとても好きです。語り手は、牛抱せん夏さん。
怖いといえば、もちろん、怖い。
でも、いろんな視点で味わうことができる。特に私は、この怪談に出てくる「サカタさん」に性格が似ているので(!)、異常に感情移入してしまうし、これだけ恐ろしい話なのにラストには何らかのカタルシスすら感じてしまうわけでして。
以下、Twitterで募集を出した「呟怖」お題を、今回は「ブラック企業での怪」にしたのは、まさにこの、牛抱せん夏さんの『明日は必ず』のようなハナシが集まって来ないかなー、と期待してのことでした。
現代オフィスで起こる怪談というのは、サラリーマン悲哀的なエッセンスを含んでくるので、働き盛り世代には何とも味わい深いものですねー。
そんな、私イチオシの怪談、『明日は必ず』は、『怪談のシーハナ聞かせてよ第弍章』の第16回に収録されている他、
以下の『呪紋』という書にも収められています。オススメ!
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