グアラニー語に翻訳された「世界人権宣言」を聴く
南米の先住民族言語グアラニー語は、とにかく資料が少なく情報収集に苦労します。日本国内で資料を見つけるのは絶望的なので、もはやネットに頼るしかない。
という次第で本日辿り着いたのが、
グアラニー語に訳された『世界人権宣言』の朗読、という動画。この動画には後半に新約聖書のグアラニー語翻訳なども出てきて、「グアラニー語の文学」というものに入門するのに役に立った。サンプルとしてこういうものが動画に上がっているのは、とても助かります。
鼻にかける音(mbとか)がとにかく印象的な、流麗な音ですね。
他に、口語で自然に話している時のグアラニー語の響きは、以下のような感じ。
たくさんの少数民族言語が消滅していく厳しい現代の中で、グアラニー語は多数の話者を抱え、十分に生きている言語です。むしろ、パラグアイのスペイン語の俗語に影響を与えている勢いらしい。南米先住民の伝統は死なず。これから、ますます、がんばってほしい。
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