なぜクラフトビールを求めるのか。
居酒屋に行ったとします。
まずは飲み物を注文するとして、メニューにはこう書かれています。
・生ビール 400円
・クラフトビール 1,000円
どっちを注文しますか?
まあその時の懐事情だったり、喉の渇き状況だったり、様々な要因でどちらを選択するかは、当然人それぞれなので、正解などあるわけないしそもそもクイズではないわけで。
ちなみに私は確実にクラフトビールを注文します。
なぜ同じビールなのに値段が600円も高いものを注文するのか。
生ビールなら2杯も飲めるじゃないか。
そのご意見はごもっともです。
これはつまり、ビールは喉の渇きを癒すもの。とりあえず酔いたい。気持ちよくなりたい。一気に飲み干して「あああーーこのために生きてるなっ!」って言いたいなど、その気持ちも、当然理解できます。
私にとってクラフトビールとは、飲み物というより、体験だと思っています。
一口飲めばわかる明らかな違いと、素材の深みと、カルチャーを体験できます。
どういう人が作っているのか。場所はどこなのか。国はどこなのか。なぜこのビールが生まれたのか。
私はクラフトビールを飲むと、いつもそんなことばかり気にするし、実際に調べます。
私はクラフトビールの中でもスコットランドのブルワリーであるBREWDOGのビールが大好物です。実際に六本木にあるお店にも足を運びました。やはり樽生から出されるPUNK IPAは最高に美味しいです。私は大量のホップを惜しみもなく使った、グレープフルーツ香が強いIPAがたまらなく好きですね。
PUNK IPAについてはこちらのサイトがとても詳しく書いてあるので気になった方はぜひ。Whisk-e Limited. BREWDOG Punk IPA
仕事で英国に出張した際に、現地で販売されているPUNK IPAを購入して飲もうとしたら栓抜きがなくて、ホテルに来ていた配達のお兄さんがたまたま持っていた栓抜きを貸してもらって、開けて飲んだのはとても良い思い出です。英国紳士は栓抜きをキーホルダーにして常に持参しているのだと知り興奮しました(偏見)。
昨今の様々な状況が落ち着いたら、また六本木のお店に出向いてみたいと思います。