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人間の潜在的欲求を満たすライブゲームたち。

無性に何かを書きたくなった時はいくらでも書けそうなのに、書かないときはとことん書けない。クリエイターあるあるなのかもしれないが、Noteを活用するってそういうことだと思う。収益化?何それ美味しいの?

前置きが長くなったが、最近ライブゲーム(※)に多大なる時間を奪われていることに気がついた(気が付かないふりをしていた)。
そこで私がプレイしているライブゲームを以下に並べてみた。
※継続的に内容が進化していくゲームのこと。
※ここで扱うのはフリープレイ(基本無料)のみ。

  1. 原神
    かれこれ3年前くらいにこのゲームを遊びたての頃にNoteで記事を書いたのがもはや懐かしい。プレイ時間がそろそろ1,000時間を超えそうなくらいには継続して遊んでいる。先をゆくものの強みとはいえ、基本無料でオープンワールドなライブゲームでは今のところ最高峰と言ってもいいのではないだろうか。多くは語らないストーリーと世界観、魅力的なキャラクター(と課金欲)、音楽のクオリティも素晴らしい。HoYoLabというコミュニティアプリがあり、後述する崩壊スターレイルや、7月にリリースが決まったゼンレスゾーンゼロを含む様々なコンテンツに、多くのファンユーザーが集まってゲームプレイ状況や2次創作イラストを投稿できたり、自分のゲーム内容(戦績やプレイ状況)を確認することができる。もはや全方位に強い作品となっている。

  2. 幻塔
    どんなものかくらいの半端な気持ちで遊んでいたが、とある理由でどうしても止められずにいる。個人的にサイバーパンクやSFの世界観が好きで、幻塔は他の作品と比較してもその辺りを個性として打ち出している(と信じている)。美少女に機械的な装飾が施されたビジュアルが好みなので仕方ないよね。他に特徴としては、MMORPG色が強く、同じワールド内に常に他のプレイヤーが存在している。ギルドもあるので、加入すればどこの誰とも知らないプレイヤーのチャットをリアルタイムで閲覧できるので、少しでも孤独感が安らぐのではないだろうか。

  3. 崩壊スターレイル
    2023年にアプリゲームとしてGame Awardを受賞。最近では日本での収益成長量は2位に2.5倍近い差をつけトップなのだとか。特徴は敵の弱点を突くことで優位になるコマンドバトルRPG。弱点が複数の属性=キャラクターの種類に直結しているので、キャラクター課金システムと物凄く親和性が高い。バトルを効率よく進めたかったり、高難易度をクリアしようとしたら、どうしても属性ごとにキャラクターが必要になるからだ。物語や世界観が素晴らしく奥深い。宇宙を舞台に、18体の神(アイオーン)と使者(司令)が織りなす設定は、もはやパルスのファルシのルシがパージでコクーンである(褒め言葉)。

  4. 勝利の女神:NIKKE
    韓国の有名なイラストレーターであるキムヒョンテ氏が率いるSHIFT UPが手がける「背中で魅せるガンガールRPG」。美少女キャラクターの魅力を規制ギリギリまで攻め続ける姿勢は、前作品の『ディステニーチャイルド』から全く変わっていない。多くのプレイヤーがそのキャラクターの外見的な魅力に惹かれて始めたと思うが、その物語や演出は極めて残酷かつ非道で容赦がない。だがそこがいい!と個人的に思っているので止められなくなっている。コスプレイヤーとのコラボレーションや、舞台化など、リアルコンテンツへ派生させているのが印象的。

  5. 鳴潮(見出し画像:Copyright ©KURO GAMES. ALL RIGHTS RESERVED.)
    2024年5月23日にリリースされたばかりのKURO GAMES最新作。とりあえず配信されているメインストーリーを終えたところまで進めた。敵を倒すことで出現する音骸を吸収することで、装備品となりキャラクターを強化し、バトルで戦闘スキルとして使用することができるシステムが特徴。おそらくこれが蒐集かつ厳選要素になっており、エンドコンテンツだと思われる。現状、PCかandroid、IOS環境でしか遊ぶことができず、個人的にはPS5でのプレイを切望。
    私はKURO GAMES作品で今もサービスが続いている『パニッシンググレイレイブン』が好きでリリース時から遊んでいたのだが、いかんせんスマホで激しいアクションは辛い、ということで止めてしまった。是非とも鳴潮はPS5でもサービス開始してほしい。

様々なスマホゲームを周回し、気がついたら時間が溶けていた。という日々を送っている方は、決して少なくないのだろうが、これは「時間を忘れて過ごしたい」という潜在的欲求の裏返しではないかと思う。暇な時間を過ごしたくない。楽しい時間を無駄にしたくない。辛いことから逃れたい。などといったことが裏に潜んでいるのではないだろうか。ちなみに私の場合は「楽しいことはとにかく触ってみる」というプレイメンタリティに基づいている。基本無料により触れることのハードルを下げ、ライブゲームにより「この先、もっと面白くなるかもしれない」という期待を持たせるビジネスモデルが、多くのゲーマーを手放さない仕組みなのかもしれない。




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