【雑記】初心者のススメ

年末年始は料理マンガ「鉄鍋のジャン」を読んでいた。

「ジャン」には小此木という新人料理人が出てくる。
小此木は主人公のジャンたちを引き立てる「デキの悪いキャラ」という役回りのように見えるが、実は上達に必要な行動をとっていたのでは?と思うのでポイントを以下に書き出してみる。

1.自分より上手い人にやり方を聞く

まともに料理ができず、先輩たちから叱られた小此木は、自分や先輩たちよりはるかに料理が上手いジャンに教えを乞う。料理の基本を教えられた小此木は、はじめてまともな料理を作ることができた。

自分より上手い人にどうすれば上達できるか聞く。
簡単なようで、なかなか素直にできないものだ。

2.つたなくてもアイデアを形にする

店の新メニューを決める店内品評会で、小此木はカニクリームやカボチャの春巻きを出す。しかも、中身は作れないので買ってきたコロッケから取り出したものを使うのだが、思わぬ高評価を得る。

自分の技術が十分でなくても、ひとまずアイデアを形にする。
うまくなってからやる―――ではなく、やりながらうまくなる。

3.真似ることをためらわない

料理大会で予選を突破するために、他の参加者の調理法を真似て料理をする小此木。「プライドはないのか」と怒られても「プライドでおいしいものは作れない」と返す。

目的のためなら他人を真似ることをためらわない。
中途半端なプライドより真似してでもいいものを作る。


新年が明けたので何かしようと思っていたが、気付いたらけっこう経ってしまっていた。これから何か新しいことを始めるなら、「鉄鍋のジャン」小此木の学ぶ姿勢は参考になるのではないか。

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